自然療法ライター&フラワーエッセンスアドバイザーのSayuriです。
少し前に『Domani』という女性誌の
リニューアルに伴うキャンペーン広告の
コピーがメディアで物議を醸し、
炎上というような状態になっていましたね。
「働く女は、結局中身、オスである」
というコピー。
私は昔、会社員時代、
『日経ウーマン』という女性誌の
宣伝の仕事を10年以上担当していたので、
この論争がメディアで取り上げられるのを
ちょっと別の視点で見ていました。
もし、私が
このキャンペーンの担当者だったら、
「物議を醸すことになり申し訳ありません」
と上司には一応頭は下げつつも
心の中では「ヨッシャ!」と
ガッツボーズしちゃう。
だって、たった数行のコピーが
こんなに注目され、
『Domani』を手に取ってみた人も
多いと思うもの。
コピーに共感する人は手に取ればいいし、
そうでない人は手に取らなければいい。
だって、雑誌は嗜好品ですからね。
話はちょっとそれてしまうのだけど
この「働く女の中身はオス」論争で
20年近く前にあるセラピストさんに言われた
言葉を思い出しました。
当時は新聞社を母体とする出版社の
いわゆる男性社会の中にいました。
遅くまで仕事をして、
毎晩のように飲み歩き、
出世欲なんかもあったりして、
おそらく私のオス化がマックスだった頃、
カラーセラピーを初めて受けました。
ボトルを数本選んで、
性格や心理状態を読み解くというもの。
そのときのセラピストさんに
「あなたの人生にはピンクが足りない」
と言われました。
ピンクは愛や優しさを象徴する色。
そのピンクが足りないと言われたら
「失礼しちゃうわ…」
と思う人もいるかもしれないけれど、
私は「たしかにそうだな…」と(笑)。
それで、
「身の周りにピンクの物を増やしてみる」
というアドバイスにとても素直に従い、
その日から、
ピンクのトップスを買ってみたり。
ピンクのポーチを買ってみたり。
ピンクの服なんて着たことなかったから、
最初はなんだか違和感があったので、
休日に着る洋服から取り入れたりしつつ
少しずつ増やしていって。
夫と知り合ったのも
ちょうどその頃でした。
もし、ピンクを取り入れていない
「オス化100%」の時だったら、
恋愛の発展の仕方が違っていたかも…
そんな風に思ったりします。
私は仕事をするうえでの「オス化」は
ぜんぜん有りだと思うけれど、
婚活と妊活に関しては、
オス化スイッチがON状態だと難しいかも…
そう思います。
人によっては、
「会社ではONにするけど、
会社を一歩出たらOFFするわ」
という器用な人もいるのだろうけど
多くの人は1度スイッチを入れちゃうと
なかなかOFFにできないんじゃない?と。
そんな時、
このピンク作戦は簡単でかつ効果的。
自分の身の回りを見回して
黒やダークな色に埋め尽くされている人こそ
特に効果ありだと思います。
私はいまやピンク大好きで
バッグの中を覗くと
お財布もiPhoneケースもポーチもピンク。
そして、このカラーセラピーとの出会いが
私がいまセラピーの世界に深く関わる
大きなきっかけにもなりました。
だから、
「え~、そんなことで変わる?」
と思う人にも
「だまされたと思って、やってみて」
と言いたい(笑)。
そんな効果を取り上げた本も
最近は注目されてますよ!
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ぐっすり眠れるピンク色の魔法──自分では意識できないストレスも消える 1,404円 Amazon |
桜が咲きほこり、
日本中がピンクに包まれるこの時期。
ちょうど6年前のいま頃、
「MYLOHAS」というサイトに
こんな記事も書きました。
ご興味ある方は読んでみてくださいませ。
↓
写真は、家の近所のお宅の大きな桜の木。
蕾が少しずつ開いてきました!
毎年、楽しませてもらっています