自然療法ライター&フラワーエッセンスアドバイザーのSayuriです。
 
気づけば、もう2月も半ば。早い早い・・・。
ライターの仕事は通常、
1月って暇なことが多いのだけど、
今年は1月早々から結構忙しくしてました。
(ありがたいことですお願い

今日も窓の外はいい天気だなー
と思いながら、
家でパソコンに向かっております。

そんななか、1月の後半から2月にかけて
プライベートの用事も盛りだくさんで、
大学、高校、中学と昔からの友だちとの
同窓会的な飲み会が立て続けにありました。

そう書くと、友人との連絡をすごくまめに
とり続けている人のようですが
決してそんなことはなく
「3年の時は何組だった?」と聞かれても
「・・・・・・。何組だったかな?」と
記憶喪失かと思うほどいろいろ忘れてるし汗
LINEも昨年やっと始めたばかりだし
(連絡が二度手間で迷惑かけるので…)
実は大勢の集まりは苦手だし
最近めっきり出不精で、
できることなら西荻窪と吉祥寺だけで
すべての用事を済ませたいと思っているし。
 
・・・なのだけど、
企画をして、連絡をくれる
やさしい友人たちのおかげで
楽しい時間を過ごさせてもらっていますニコニコ
 
まず、1月後半に
大学の友だち女子3人での新年会では
親の健康のことから始まって
(そういう年代です)
たわいのないことをしゃべり倒しました。
 
2月に入って早々の高校のクラス会は
男子2人に女子6人。
みんなで昔のアルバムを見ている時に
一人がハズキルーペを取り出したので
「ルビーカラーじゃないのね!!」
「○○君はサングラスタイプが似合うよ」
などとひとしきり盛り上がりつつ、
定年後、地方に移住したという
担任の先生の近況なども話しながら、
しみじみ飲みました。
 
そして一昨日は中学の同期会。
クラスをまたいで男子9名、女子8名
総勢17人で集まりました。
 
1度実家を離れても、何らかの事情で
地元に戻っている人も多く(私もそう)、
みんなの家の場所もわかるし、
家に遊びに行ったこともあったりで、
お母さんが亡くなったと聞けば、
昔の姿が思い出され、
中学時代の友人は高校、大学とはまた違う
距離感があります。
 
そして、
今回の招集には特別な意味もありました。
 
仲が良かった同級生の男子が亡くなって、
もうすぐ1周忌を迎えるので
それを機に集まろうという趣旨の会でした。
 
この年になると
学生時代の友人が亡くなったという話は
他にもいくつか聞くのだけど
この中学の同級生の彼とは、
私の中にとても大きく残るお別れをしたので
そのことを書き残しておこうと思います。
ちょっと長くなるけれど。
 
社会人になって少し落ち着いた頃からかな?
中学の友人との飲み会は数年おきにあって
だから彼ともその都度会っていて、
まだお互いに独身だった頃には、
「友だちを誘って合コンしよう!」
という話になって
同窓会とは別に飲みに行ったことも。
(そこから誰かが恋愛に発展する気配は
まったくなく終わったけれど。笑)

私は中学の頃さほど社交的でなかったので、
大人になってからのほうが
よく話すようになったのだけど、
おしゃれで明るい彼がとても好きでした。
(LOVEではなく、LIKEの意味でね)。
 
そんな彼と最後にあったのは2年前の冬。
 
数年ぶりに招集があった同期会でのこと。
ちょっと遅れてお店について席に座ると、
目の前に彼がいました。
その前に会った時よりだいぶ痩せていて、
食事にもあまり口をつけていなくて
「元気だった?」と話しかけたら、
「うん、まあね」と言葉を濁した感じで。
しばらく会わない間に病気したのかな?
と心配しつつ、他の人としゃべってました。
 
すると、会もお開きに近づいてきた頃、
彼の口から、みんなにむけて
「がんで、長く生きられないかもしれない」
という内容の告白がありました。
 
その日の参加者でそれを知っていたのは
たぶん幹事をつとめていた2人だけで
みんな、ただただびっくりして。
 
親しい人からそんな告白をされたことなんて
初めてで、どんな言葉をかけたらいいのか
まったく頭に浮かばないまま、お店を出て、
外に立っていた彼の元に歩いていき
とりあえずハグをしました。
 
他にもハグする女子が何人かいて
「なんだか、モテモテだな・・・」
と彼がはにかんだような表情でつぶやいて、
それを聞いて私は、
「そうだねー」と答えて。 

それが、最後の会話に。
 
それから1年くらいたった
昨年の今頃、彼は亡くなりました。
 
告別式には参列していないので、
私の中には遺影の写真ではなく、
その時の姿が残ったままで。
 
その時、ハグした感触と
最後に会話した時の表情と
みんなに見送られ先に帰っていく彼の背中。
忘れることはないと思う。
 
そして、今回の会。
 
会の途中でゲストとして、
彼の奥様とお子さんが来てくれました。
結婚したのが少し遅めだったので
まだ小さい子どもたちが3人います。
 
彼に目元がよく似た子どもたちが
「お腹空いたー!」と
モリモリご飯を食べる様はとても感慨深く
ニコニコしながら見つめてしまった。
 
ご家族が帰る前に
みんなで写真を撮ったのだけど
帰って、LINEで送られたその写真を見て
びっくりしました。
奥様と子どもたちがとてもいい笑顔で
キラキラしていて。
ライターなのに語彙力が乏しい感じですが、
本当に「キラキラした笑顔」という表現が
ぴったりの素敵な家族で。
 
彼が自分に残っている限られた時間で
家族のためにどんなことをして何を残したか
すべてを知る由もないけれど、
1年後のいま、
家族がそんな笑顔でいられていることが
物語っている気がして
「凄いな・・・」と思ってしまった。
 
でも、家族とも、私たちとも
お別れを意識して時間を持てたのは
がんだからこそできたとも言えるわけで。
多くの場合は、突然訪れるものだものね。
 
亡くなった彼と特に仲良かった男子たちが
彼からの告白を引き受けて
集まりを企画したり
彼を励ましたり
奥様へ心配りをしたり
といったことを続けていて
彼らも「最高!」と思います。
自分にも子どもがいる身で
いろんな思いがあって
サポートしてたんだろうなと感じるから。

最近、テレビで終活がよく取り上げられて
「私は子どもがいないから、
お墓ではなく樹木の下とかに埋めてほしい」
などと思いつつ見てはいるものの、
どこかリアリティがないのが現実。
でも、今回の会で
いろいろ考えさせられた気がします。

 
さらに、
同窓会的な集まりのすべてで
女子同士の話題になることの一つは
やっぱり更年期の話。
 
「カーッと暑くない?」とか
「うん、暑い、暑い」とか
「変な汗出るよ」とか。
 
真っ只中の年齢ですから。
 
一昨年からこのブログで時折書いていた
私の「更年期日記」。
気づけば、
昨年の半ばから書いてませんでした

最近、更年期の取材をすることも多く
書きたいネタはたくさんあるのだけど
老眼とドライアイのダブルパンチで
疲れ目がひどく
仕事以外でパソコン見るの嫌~チュー
と、さぼってました。
でも、またボチボチ書いて行こうかな
と思います。
 
あー、すごく長くなった。
最後まで読んでくださった方、
ありがとうございます。
 
写真は、近所の梅の花。
 
寒さのピークも越え、
春も近づいて来てるかしらね。