前回のブログに続き、
ライターのお仕事のご紹介。

GW明けから6月にかけて
結構忙しかったのが、
形となって次々と完成してますニコニコ

昨日発売した『クロワッサン』7/25号。
特集は

賢く食べて、楽に痩せる。

この時期恒例のダイエット特集ですが、
1冊まるごと
「糖質」と「タンパク質」の摂り方
に注目した内容になっています。

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私が担当したのは


糖質全般の制限ではなく、

小麦粉を2週間やめてみる。


という企画。

いわゆる「グルテンフリー」ですね。 


栄養士の先生に取材した際に

「2週間でも身体の違いがわかりますよ」

と言われたので、

せっかく記事を書くのだし…

と私もやってみました。


他の人に比べるとそんなに

小麦粉を食べ過ぎてる感はないので、

「あまり変化ないかな?」と思ってました。


でも、ちゃんとわかりましたよ。変化が。


そして、自分の食生活を見直す

いい機会になりました。


なので、

小麦抜きチャレンジをしてみて

感じたことを書いてみたいと思います。


長いです。

時間に余裕のある方は

お付き合いください(笑)。


「小麦を抜く」というと

大きいのはパンと

パスタ、うどん、ラーメンなどの麺類

を食べずに

そのかわりに米中心の生活にする

ということになります。

糖質制限ではないので、

小麦を使っていない糖質は

制限なく積極的に食べてよし!です。



実は私、昔はパンが嫌いでした。


パン嫌いになった理由は

遡ること何十年の「給食」。


いまはもりもりと食べて飲みますが、

小学生の頃は給食が食べられない子でした。

まわりの子は片づけて掃除とか始めてるのに

食べ終わるまで席を立たせてもらえず、

「口の中の水分奪われるし、

食パン2枚食べるとか無理!!」

と思いながら、牛乳で無理やり押し込み

「オエッ」と涙目になる日々。


そのトラウマで

すっかりパン嫌いになってしまいました。


でもね、最近は割と食べてたんですよね。


今回、小麦抜きをするにあたって、
「あれ?いつからパン食べるようになったっけ?」

と思い返してみると

会社をやめて

フリーで働くようになった頃からでした。


会社員時代は毎日遅くまで残業してたから、

お昼をパンで済ますなんてことはなく

おかずとご飯のランチを

がっつり食べていました。


でも、最近は

取材の合間に資料読んだりしながら

お昼ごはんを済ますのにはパンが便利だし、

家で仕事中に食べるのもパンが楽チン。


あと、

知らない間に美味しいパン屋さんが増えて

「パン、食べてみたら美味しい

と思ったのも事実です。


でも、やっぱり私がパンを選ぶ理由は

「楽だから」というのが大きかった。

パンを愛している皆さんからしたら

「もっと真剣にパンを食べろ!」

と怒られそうですが…。


だから、今回のことで

手間をおしまず

もっと1食1食大事にしなくちゃな〜

と反省するきっかけになりました。


前置きが長くなりましたが…

さて、私が

小麦を「米」に置き換えてみての

身体の変化は?というと…。


まず、便通がよくなりました。


私はもともと快便なのだけど、

さらにいい感じの便がきちんと出るように。


あと、「太りました」。


「え?ダイエット企画なんじゃないの?」

と思いますよね。


取材した栄養士さんに教わったことですが、

パンは焼いて水を飛ばすのに対して、

ご飯って水で炊きこんであるので

その分、しっかり食べるようになると

まず体重は増えるそう。

でも、ずっと食べていると代謝がよくなり

燃焼しやすい身体になるので

その後、適正な体重になる

ということなのです。


私の場合は、どちらかというと

「食べても太れない」ことが悩みです。

そう言うと、「感じ悪いわ~チュー

と思う方もいるかもですが、

それはそれで悩みで。

歳をとってくるとやつれて見えるし。


でも、ご飯をしっかり食べるようになったら

すぐに太って、

その後少ししたらちょっと落ちて

いい感じの体重に落ち着きました。


これまでは忙しいとさらに痩せることも

多かったのですが、

小麦抜き期間中は

お米をしっかり食べていたおかげで

痩せることもなく太ったから、

仕事が結構忙しかったにもかかわらず

疲れ知らずで乗り切れました。


たぶん私の場合は

小麦食品(特にパン)を食べても

うまく消化吸収できていなかったのかな?

と思います。


あと、感じたのが精神面の変化。


明らかに気持ちが安定しました。


私は気が上がってフワフワしがちなのだけど

どっしり構えていられるようになりました。


小麦の精神面への影響は注目されていて

海外では精神科の患者さんに

食事指導をして

グルテンフリーをすすめるところも

あるのだとか。


5月の中旬から始めて2週間の予定が

なんだかんだで6月の中旬くらいまで

1か月くらい続けていたのですが、

その後、

パスタ、ラーメン、ピザは食べてますが

パンはランチについてきた小さなパンを

1回かじったくらい。

この先、

食べたい時には食べると思いますが

いまのところ、あまり欲しなかったのでニコニコ


パン、麺類、スイーツ…

気づけば、世の中には

小麦粉でできた食品がいっぱい。


それらをいっぱい食べ続けても

体調がよく、何の問題もない!という方は

身体がきちんと代謝できている

ということなので

いいのだと思います。


でも、ずっと身体の不調を抱えていて

小麦粉を大量に摂取している気がする…

という方は、1回抜いてみると

変化がわかって面白いかもしれません。


今回の『クロワッサン』の誌面では

NGの食品とOKの食品を

写真入りで細かく説明しているので

それを参考にしていただけると

チャレンジしやすいと思いますビックリマーク

 

ぜひ、

お手にとってみてくださいませ~パンダ



クロワッサン 2016年 7/25号 [賢く食べて、楽に痩せる。]/マガジンハウス
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