元旦は寝正月と決めていたので、元日は遅めの起床でした。


ノロノロとお雑煮とおせちを食べて午前中を過ごし、

夕方になり、

風邪で帰省して来ない娘夫婦のお見舞いにそろそろ出かけようかと、

支度をしている最中に…


突然鳴り響いた緊急地震速報。


ゆ〜らユ〜ラと気分が悪くなるような長周期の怪しい揺れ。


数分後にまたLINEの地震速報。震度7❗️


時間が経つにつれ伝わってくる凄惨な被災状況…。


それに関連して、さらに航空機事故。


大変な年明けになりました。

被災された皆様には心よりお見舞いを申し上げます。

1日も早い復旧、復興、平穏を只々祈るばかりです。



そんなニュースに胸を痛めながら、

1月4日〜7日、年始になってからオットの実家に帰省をして来ました。


コロナ流行前に義父が体調を崩して、

一時期はこのまま車椅子生活では?と思われたのですが、


奇跡的に元気を取り戻し、

今では車椅子も杖も使わずに生活出来ています。


それ以前には、認知症か?と思われるような、

迷子や徘徊、怒りっぽいなどの症状もあり、

そちらも心配だったのですが、


今は会話もしっかり出来て、

突然怒りだしたりもしません。


表情も声も明るくなりました。

本当にありがたいことです。

今年めでたく米寿を迎えられました。


だから、という事はないのですが、

義父母を連れてどこか近場に旅行に行けないかと以前からずっと考えておりまして、

ようやく実現できました。


我々が新幹線&在来線利用で実家近くの駅まで行き、

レンタカーを借りて義父母のお迎えに行きました。


宿泊はオットの実家から車で1時間程度で行ける所ということで、

淡路島を考えていたのですが、

年始の空きがあまり無く、


調べているうちに、赤穂にも姫路にも温泉があると分かり、

赤穂温泉の「対鴎館」さんで、何とか二部屋の予約が取れました。

赤穂御崎にある海沿いのホテルで、

全てのお部屋から瀬戸内海を一望できます。

家島群島や小豆島も、遠くには四国まで見えました。


私とオットは雨女雨男ですが、義母が晴れ女でして、

結果、義母の勝ちとなり、感謝感謝でした。


かなり歴史のあるホテルだと思います。

3階建なのですが、エレベーターがありません。


義父には不向きなのでキャンセルしようかと思ったのですが、

電話で確認したところ、入口やフロント、食事処が2階で、

2階に一部屋空きがあるとのことだったので、そちらに一部屋変更してもらいました。


2階からの眺めはあまり良くなかったですが、

ベッドだったし(私たちはお布団)、

広めだったので義父母にも喜んで貰えました。





対鴎館さんから徒歩2分にある「伊和都比売神社/いわつひめじんじゃ」の鳥居と夕日。


初詣も出来て、オットは辰の絵入りの御朱印も頂けて満足そうでした。




夕日100選に選ばれているらしく、

どこでもお見かけする恋人の聖地からの夕日。



こんなお若い方向けの「きらきら坂」という観光名所や、カフェや手作り体験が出来るお店が最近は増えているようです。


せっかくの景色ですから、

観光地として若者にも知って貰えて、

とっても良いことだと思います。




ホテルからの夕焼け。



お夕食。

お刺身が甘くて美味しかったです。

お義父母さまも完食して下さり、ホントに感謝でした。




初日の出ではないですが、日の出が見られました。




朝焼けを眺めながらの朝ごはん。

気を利かせて、海に向かって一列にお膳を配置して下さっていました。

感謝です。


海鳥がエサを獲りに海に潜る様をのんびり眺めながら、

ゆっくりとした時間を過ごせました。



その後はオットの城スタンプ集めに付き合って、

赤穂城跡にある歴史博物館へ。


赤穂は、塩と赤穂浪士で有名な所ですが、

ここでは両方が一度にお勉強出来て良かったです。


特別展が「赤穂緞通/あこうだんつう」で、

綺麗で贅沢な織物がたくさん展示されていて素敵でした。



昭和初期の絵はがきでしょうか。

赤穂緞通の敷物やソファが施された「対鴎館」さんの絵はがきが展示されていて、

やっぱり歴史のあるホテルだったのねと嬉しくなりました。



時間もお昼近くになっていたので、そのまま帰れば良かったのですが、

私のわがままで公園内の天守台まで行くことに。


最近、復元されたであろうただの石の台があるだけでした…。


義父母をすっかり歩き疲れさせてしまいました。

反省です…。



その後、海の駅まで行けば何か美味しいものが食べられるだろうと立ち寄ったのですが、


結局、牡蠣の食べ放題がメインで、

そのほかのメニューはお値段の割に魅力的ではなく…残念でした。


なので、買って帰って、夜はカキフライにしましょうと義母と相談し、

量がよく分からず、大パックを買って頂きました。


帰って開けてみたら、量の多さにビックリ!



半分をカキフライにして、4人では食べきれず、

近所に住んでいる義姉におすそ分け。


翌日は牡蠣鍋。

それも4人ではとても食べきれない量だったので、

社会人1年生の姪っ子に、食べに来て!と無理矢理お誘い。

楽しいお話もたくさん聞けて嬉しかったです。

年寄りたちの誘いに快く応じてくれた姪っ子に感謝感謝でした。


牡蠣鍋は牡蠣の旨みがたっぷりで、お出汁がとっても美味しかったです。



今回の旅行、

近場とは言え、義父母をとても疲れさせてしまったので、

今ごろ寝込んでいるのではないかと心配ですが、

私はとっても楽しかったです。


お二人とも80歳を超えていらっしゃるのに、

杖をつくでもなく移動できて、

食事も普通に同じメニューを食べられて。


お元気そうなお二人の姿に、ひたすら感謝感謝の旅となりました〜。



その後、オットの実家に2泊もお邪魔して千葉に戻りました。


この旅行以外にもう一つ、私には帰省の目的があったのですが、

それはまた次回に続きます〜♪