今からでも遅くない! 北京五輪へ行く前に読んでほしい必須の健康対策
明日8日、開幕する北京オリンピック。しかし、連日報道されているように、食品、環境面など不安要素の多いのも事実。そんな中、NPO法人日本ヘルスツーリズム振興機構(以下、日本ヘルスツーリズム)は7日、渡航医学センター・西新橋クリニック院長の大越裕文先生による中国での健康対策のアドバイスを発表した。現地に渡航する選手、観客、メディアやスポンサー企業の人たちに向けて、せっかくの世界の祭典だからこそ、今からでも対策可能な「健康対策」をするべきだというのだ。
日本ヘルスツーリズムによると中国だからこそ特に対策が必要なのは、大きく言って「感染症対策」と「脱水対策」だという。
「感染症対策」としては、中国で一番多いトラブルが下痢なので、(1)生水や水道水を飲まないのはもちろん、(2)ペットボトルの水あるいは煮沸した水を飲もう(3)屋台の食べ物は食べないようにしよう(4)一流のホテルやレストラン以外ではサラダ、果物、牛乳、乳製品、生の魚介・肉類などを食べないようにしよう、と注意を促している。併せて、下痢止め薬と抗菌剤の携帯を勧めている。また、中国はA型肝炎の流行地のため、A型ワクチンの接種も案内している。短期滞在なら1回の接種で十分予防効果が期待できるとのことだ。中国の内陸部では狂犬病がいまだに発生しており、稀ではあるが北京や上海でも発生しているというから、野犬には近づかないにこしたことはない。もし犬などの動物に噛まれたら、すぐに傷を洗って、病院でワクチンの接種を受けると良い。
さらに、「脱水対策」に関しては、北京の夏は日本以上に厳しい暑さが予想されるため、対策が重要なものになるという。下痢や暑さで脱水になった時のために、ぜひ用意しておくと良いのがぶどう糖や塩などを調合した経口補水、通称ORS。日本では、OS-1というORS製品が薬局やネット販売などで購入が可能だ。ORSは通常の電解質飲料よりも塩分が多く、脱水時の水分補給に最適なようだ。脱水の予防には日本でもお馴染みの電解質飲料を飲むと良いだろう。
その他、一般的な海外旅行でも必要な市販薬の用意や紫外線対策なども行うなどもあるが、北京をはじめ中国の大都市で問題の大気汚染についても事前に対策をとるようだ。呼吸器疾患がある人は事前に担当の医師に相談すると良い。一方で、事前の対策をしても現地で何があるかわからない。万が一、北京で具合が悪くなった場合は、日本ヘルスツーリズムでお勧めする医療機関も挙げているので、北京入りする人はウェブサイトのチェックをしてからの出発をオススメしたい。
出典:マイコミジャーナル