私が実家から命からがら逃げた時。
「あの子がたとえ人殺しをしたとしても、私はあの子の味方だ」と言ってくれた方に、今日20年越しに感謝を伝えられた。
私が誰にも言わずずっと自分の身に起こる不幸に耐えてきたこと。
それをきちんと見てる人がいた、喜び。
その方は、
「あの時、見てるだけで何もしてあげられなくてごめんなさいね。」と言ってくださったけど、
私は、
「今の日本の法律では無理です。虐待から子を救う手立てはまだ、この国にはあるとは言えない。随分調べましたけど。
あなたはあの時、私がずっと苦しんでいたことを知っていてくれた、それだけで私には十分なのに、素晴らしい言葉を言ってくださった。人伝にあなたの言葉を聞いて、当時の私は何度も何度も救われたんです。だから、ありがとうございます。」と伝えました。
自然と涙が溢れました。
ありがとうって本人に直接言えられることは、とても有り難い。
ずっと言いたかった。やっと言えた。
20年経ったけど、言えた!
私のことが気がかりで、ずっとずっと思っていてくださって、今回連絡手段を見つけてくださったことも嬉しい。
何にも相談しなかった、出来なかった、言葉が上手ではなかった私のことを覚えていてくださったことも嬉しい。
20年…私もあなたのことを忘れずにいました。いつかお礼を言いたいと。
お礼を言わせてくださって、本当にありがとうございます。