人は誰でも、怖いものを持っています。
私もそうでした。
何年もの間、ずっと「あの一歩」を踏み出せずにいました。
「もし失敗したらどうしよう」
「周りにどう思われるだろう」
「今のままで十分じゃないか」
そうやって自分に言い訳を重ねて、
結局、動けずにいた時間がどれだけあったでしょう。
でも、ある日、ふと思ったんです。
「このままで、本当に後悔しないのかな」って。
怖いのは、失敗することじゃなくて、
“やらなかったこと”の方なんじゃないかって。
それで、勇気を振り絞って、
自分が一番避けていたことに向き合ってみました。
結果は……
最初はやっぱり怖かったです。
心臓がドキドキして、手が震えて、
何度も「やっぱりやめよう」と思いました。
でも、一度踏み出してしまえば、
あっという間でした。
想像していたほど、世界は崩れませんでした。
むしろ、やってみたら「あれ?こんなものだったの?」って思えるくらい、
肩の力がふっと抜けていったんです。
「怖い」と思っていたのは、
本当は“想像”の方だったんだなって。
やったあとに残ったのは、
「もっと早くやればよかった」という後悔より、
「やってよかった」という達成感でした。
それから、私は気づきました。
怖いことに向き合うたびに、
自分の中の何かが、少しずつ変わっていくことに。
それは、自信とか、強さとか、
そういう目に見えるものじゃないかもしれないけれど、
確かに、“自分が自分でいられる”感覚が増えていくんです。
あなたにも、きっとありますよね。
心のどこかで、
「いつかやらなきゃ」と思いながら、
ずっと先延ばしにしていること。
それは、新しい一歩かもしれないし、
誰かに何かを伝えることかもしれないし、
自分を変えるための決断かもしれません。
もし今、その“怖いこと”を前にして
迷っているあなたがいるなら、
私は言いたいです。
大丈夫。
あなたは思っているよりずっと強い。
そして、その一歩の先には、
想像以上に広い世界が待っています。
怖がってもいい。
でも、それを理由にしなくていい。
怖いからやらない、じゃなくて、
怖いけどやってみる、を選んだその先に、
きっと新しい自分がいます。
今日も、誰かがどこかで、
その一歩を踏み出しているはずです。
そして、その一歩は、きっと何かを変える。
小さな勇気が、明日をつくっていくんです。
