高齢化社会、老後の考え方は人それぞれで個人の持っている背景まで視野に入れていくとこれが正解というものはどこにもありませんが(人生に正解はないので当たり前)


https://news.yahoo.co.jp/articles/9213aced19209826f0e1c2fa3ce47555f14ee6ca


私はこの記事に書かれているような考え方で今を生きようとしています。


私の母は負けず嫌いでとても気の強い人だったんです。

ですので、何才になっても自分の老いを認められずに「転ばぬ先の杖」なんてけんか腰で説得しないと受け入れようとしなかった😅


ウォーキングが良いと毎日歩いていましたが、パーキンソン病によりまっすぐ歩くことが困難になっても「杖を使うなんて人間終わり」と杖を持つことを拒否。


車イスに乗るようになってもご近所さんの目のある距離は車イスのハンドルをシルバーカーがわりにぶら下がって歩いていました。

どうやら「あの人も年をとった。」とウワサされるのが嫌だったみたいです。


介護ベッドに寝ころびながら自分の足を悔しそうに何度も殴りつけていた母の姿は忘れられません。


電車の優先座席はなぜ高齢者や身体障害者に優先的に確保されているのか?

べつに敬老精神ではないだろうと思いますね。

高齢になれば誰でもどこかしら身体に障害が出てくると理解しているからですね。


ですので、私は今まで五体満足で生きてこられたことに感謝しつつも十年後二十年後には自分も身体障害者であるという現実を受け入れながら今を生きていきたいと考えています。


『この身体、不自由なことはたくさんある。だけど不自由である事と不幸である事はイコールではない。哀れに思われるいわれは無いよ!』

(鋼の錬金術師 アルフォンス·エルリックのセリフより)