はあ、ちょっと毒親トークします。

最近は、特に子育て関係のYouTubeをみているんですが、見ているととても胸に刺さるというか、ああ、そういう考え方をしていくときっと気持ちも楽になって温かい目で子供を見ていられるんだろうなぁと思わせてくれる動画があります。

たいがいが、定型発達のお子さん向けの対策だなー当てはまらないな、と聞き流して終わるんですが、とある方の子育て論が、今の私に言われているような気がして聞き入ってしまいました。見守るなんとかってやつです。

みんな違ってみんないいって、急に中身が薄くなるような要約しちゃいましたが、まあそんな感じ。個性を伸ばせ。みんな一緒がいいっていう日本の考えが変わっていけば、もう少し過ごしやすくなるのかもなと思うけれど、やっぱり一緒がいい普通がいいって思っちゃうんです。おそらく諭されたらその時はそうだよな、と思えるんだけど、現実をつきつけられるとすぐに落ち込む自分がいる。他にも何人かいるならまだいい。うちだけだから。

 

ここで本題なんですがね、保育参観に行ってきたんですよ。

年長になってから初めての保育参観。

息子が手に持っている大きな菓子箱。それは工作に使うためいろんなご家庭から持ち寄られた箱(しかもでかい)。それをやつは持っている。うん、大事な箱なんだよね、昨日持って帰ってきて今日も大事そうに持って行ったもの。で、朝の会が始まり、みんな席についてお話きいて歌うたって体操して。

ずっと持ってるよ でかい箱 

目立つからやめてくれ ・・・いやいや、ここは息子の気持ちを大事にして箱を持って気持ちを落ち着かせたい、そこを尊重しなきゃ、って思うのに、なんだか見ていて痛い。みんな元気よく歌って元気いっぱい体動かして笑いあってるのに、箱をもってじっとしている息子。いや、今までも手に何かもっていると落ち着くのか、折った紙をもっていたり何がしら持ってはいた。が今回はでっけー箱。広報に写真撮られてたけど、並んだ子供に箱混じってるから。嫌だ。

 

でさ、先生の真似して体を動かす、みたいな体操な時間の時にね。

隣のママさんのお子さんが「できたよ(*‘∀‘)」みたいな感じでママにアイコンタクトをしてきて、そのママは小さく手を叩いて「すごいね(*‘∀‘)」って顔してるの。

それ私もしたいわー

えーうちの息子どっかに隠れていないんですけどー

贅沢言わないんだよ。そんなちょっとしたほほえましいやりとりがしたいだけ。別に誰よりもうまくやれと言ってるんじゃない。

なのにそこにいないっていうスタートラインにもたてていない現実よ。

 

そのあと工作の時間になり、みんな渡された箱で本日のテーマのものを作り始めたんだけど、息子はふらふらして作り始めない。

こっちに来たから、とりあえず朝からずっと持ってる箱を片付けろと無表情に伝えると、片付けてくれた。

で、始めるのかと思いきや、ジャンプしたりうろうろしたりして始めない。で、完成したお友達が親のところにいって見せて嬉しそうにしている。その中息子はようやく先生に手伝ってもらって作り始める。が、どこかにいったかと思うと予定外の箱を持ってきてテーマから逸れたよくわからないものを作り始めたのだ。

え、うちの子天才?差し出されたものだけでは物足りず違う箱を合体してカッコよくした!?やるじゃん!!(^^)!

 

って思える親になりたかった。息子も自己肯定感上がって幸せ。

でもなれないのよ。

もう、嫌で。誰もしてないよ?それもってこれからみんなで野外活動するんだよ?できんでしょ、その物体じゃ。

一人だけ違うことして浮いている息子を涙目でみながら、早く帰りたくて仕方なかった。

みんな完成して外に向かおうとしている中、息子が完成した物体を見せに来たけど「武器みたいだね」とかなんとか一言振り絞り無表情なまま退散してきた。

 

いつも工作は一緒に座れなくて机の下に隠れてるとは聞いていたので、今日は頑張ったほうなのだ。

自主性を大事にする今の保育。わかってはいるけど・・・親としては辛い。

でも年少年中の時のほうが全然参加できていたんだよなー(-_-)退化していると嘆くと「成長ですよ」と言われるのも辛い。

 

帰りの車の中は涙が止まらなかったよ。ゲーセンに行って散財したかったよ。

まったく受容できない母です。