江戸川区が温水プールの消毒用に、食塩水を電気分解して殺菌力の強い次亜塩素酸を生成する装置を導入したところ、アトピー性皮膚炎の子の症状が悪化しないなど、「肌に優しい」と利用客に好評だ。それまで使っていた次亜塩素酸ナトリウムに比べて、水を頻繁に入れ替えなくて済み、上下水道代も半年間で240万円余り節約できた。
電解水の生成装置を昨年4月から導入したのは総合体育館(江戸川区松本)とスポーツセンター(西葛西)の温水プールだ。
「塩素臭がしなくなった」「水から上がっても、鼻水が止まらなくなる異常が消えた」。利用客からは好評だ。指導員の中からも「長年、足の裏やかかとのひび割れに悩んだのに治った」といった声が出ている。「アトピーの子の症状がプール教室後も悪化しない。何かあったのか」と、皮膚科医からも問合せが来た。
江戸川保健所の調査では、次亜塩素酸ナトリウムを入れていた一昨年、水の水素イオン指数(pH)は7.6だった。それが装置導入後は7.4と、やや酸性に傾いた。
国立感染症研究所生物活性物質部の堀田国元・第四室長は、このわずかな差に注目する。
pH7~8の領域では、わずかでも酸性が強まると、次亜塩素酸イオンが急減し、代わって次亜塩素酸が急増する。この物質は白血球に属する免疫細胞の一つである好中球が、体内に侵入した細菌を殺す時に使われる。人体にとっては、異物ではない。
「次亜塩素酸イオンは体内に存在せず、肌荒れをひき起こす。利用者が「肌に優しい」と感じたのは、これが減ったためだろう。希塩酸を加えて少し酸性に傾ければ、もっと効果は著しいはずだ」と堀田室長は見る。
スポーツセンターの場合、昨年4~9月の利用客は約15万2400人と、前年同期よりも9.7%増えて少し酸性に傾ければ、もっと効果は著しいはずだ」と堀田室長は見る。
スポーツセンターの場合、昨年4~9月の利用客は約1効果は著しいはずだ」と堀田室長は見る。
スポーツセンターの場合、昨年4~9月の利用客は約15万2400人と、前年同期よりも9.7%増えて少し酸性に傾ければ、もっと効果は著しいはずだ」と堀田室長は見る。
スポーツセンターの場合、昨年4~9月の利用客は約15万2400人と、前年同期よりも9.7%増えた。しかし、次亜塩素酸の殺菌力で雑菌が減り、プールの水を替える頻度が減った結果、この半年間の水道代は前年に比べ131万7千円余り、下水道代も109万円5千円余り節約できるなど、節減分の合計は半年間で約280万円になった。


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「電解水特集」をご紹介いたします。

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結核は現代の日本でも未だにしぶとく蔓延しています。なかなか殺菌の難しいと言われている結核菌ですが、電解水によって殺すことが出来ると新聞で取り上げられています。その中で、06年12月12日朝日新聞の記事を以下にご紹介いたします。

【結核菌も殺す電解水の力】
「胃カメラ飲むなら朝イチに限る。」病院の事情に通じた人たちの間では、つい数年前まで、それがなかば常識だったという。
内視鏡の中の細い管(直径2~3ミリ)を掃除するのは骨が折れる。患者ごとに洗うのが基本だが、順番待ちの人が多いときにのんびり作業している暇はない。検査の順番が後になればなるほど、洗い残した汚れがたまってしまうのではないか・・・。
だが、一日の最後には十分に内視鏡を洗う余裕がある。翌日の朝一番の検査なら清潔で安心というわけだ。

「欧米では90年代末、内視鏡で肝炎や結核に感染した例があります。」と、さくらい消火器科内科(東京都品川区)の櫻井幸弘院長はいう。
櫻井さんは今夏に開業した際、内視鏡の自動洗浄消毒機「鏡内侍」を入れた。洗濯機ほどの大きさ。内部で食塩水を電気分解し、できた酸性とアルカリ性の電解水を使って、内視鏡を洗う。洗いあがるまでの時間は6~9分だ。
電解水の効果が騒がれだしたのは90年代の初めだった。食塩水を電気分解した時、陽極側にできる酸性水に殺菌力が認められた。問題になっていた院内感染の対策として、医師や看護師の手洗いなどに使われるようになった。
だが、弱点もあった。「わずかでも有機物があると殺菌力が落ちたのです。」と、鏡内侍を開発した興研(東京都千代田区)の多田正樹マネージャーは話す。
開発チームは、汚れを落とす効果があるアルカリ性の電解水に目をつけた。これは酸性電解水を作る際、同時にできる。捨てるくらいなら予備洗浄に使ってみよう、となった。
昨年、特別な病原体を扱える都内の研究施設で実験をくりかえし、酸性電解水だけを使うより、アルカリ性の電解水で予備洗浄してから酸性電解水で洗う方が殺菌効果がよいことを突き止めた。「消毒剤でも殺菌が難しい結核菌にも効きました。ひょうたんから駒です。」と多田さん。

酸性電解水の殺菌力の正体は次亜塩素酸だ。プールの水などの消毒に使われる次亜塩素酸ナトリウム液の有効成分と同じものである。
「同じ濃度なら、酸性電解水は次亜塩素酸ナトリウム液の10~20倍の殺菌活性があります。」と、機能水研究振興財団の堀田国元・常務理事は言う。次亜塩素酸ナトリウム液には次亜塩素酸が塩素成分の10%以下しか含まれないが、酸性電解水には85%以上もあるからだ。
02年、強酸性電の解水(ph2.7以下)と微酸性電解水(ph5~6.5)が、「次亜塩素酸水」の名で食品添加物として国に認可された。弁当工場やスーパーの調理場など、食品を調理・加工する施設で食材や調理器具の衛生管理に使えるようになった。
また、稲や野菜の病害予防に酸性電解水を使ったり、アルカリ性と酸性の電解水を組み合わせて手を洗ったりする研究も進んでいる。医学、工学、農学など、幅広い分野の専門家が、今もデータを積み重ねている。
堀田さんはいう。「機能水が社会的に認められるには、物性と有効性、安全性に関する幅広いデータが欠かせないのです。」



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