水分の取り過ぎは代謝を悪くする | 太っている人は体に余分な水分を貯め込んでいる

太っている人は体に余分な水分を貯め込んでいる

太っている人は体に余分な水分を貯め込んでいる

水も取り過ぎて排泄できないと、水太りの肥満を作るだけでなく、いろいろな症状や病気を引き起こします。
水をかけすぎると根が腐るのを考えれば、水は多ければ多いほどいいわけでもないようです。


体の外の大気中の水分が多い状態を不快指数という言葉で表しているようなので、体内に水分が多い状態が体に良いはずはありません。


人間は冷やされると死ぬこともあるので、病気も冷えから起こりやすいことはすぐわかりますよね。
冷えは万病のもとなんです。


冷えをもたらす原因の一つが水です。
37℃の部屋では暑くて大変ですが、お風呂で37℃はぬるく感じます。
水分があることで冷やす作用があるのですね。


体が冷えると生きるための化学反応が十分にできないので、体が冷えた場合は、水分を体外に捨てて体を温めようとします。
寝冷えすると起こる下痢、冷えて風邪をひくと出るくしゃみや鼻水、おう吐など、すべて水を捨てて体を温めようとする反応です。


いくら良い成分が含まれていても、あまり動かない人がお茶や果物ばかりとっていても、痛みの病気にかかりやすくなってしまいます。


石油ストーブに火とつけて、燃やしていると石油がなくなりますが、水をかけたり冷蔵庫に入れたりすれば火が消えます。
そうすれば石油が残りますから、コレステロールや中性脂肪も同じことです。
動物性食品をあまりとらないで、糖分の摂取も多くない人が、高脂血症や高血糖になるのは、冷えや水分過剰で、脂肪や糖が十分に燃焼されずに燃え残っている状態なんですね。


水太りの肥満の人は、水そのもので水太りになるほか、体内の脂肪の燃焼代謝も低下させて、脂肪太りの原因も作って、ますます肥満に拍車をかけることになります。