誰もテレビ見てない | オヤジのブログ

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3日ほど続けて義父の部屋のテレビが映らないと陳情があった。

今週初め頃に強い風があったのでアンテナの位置でもズレたか。

 

この家のアンテナはベランダに有る。

 

本来は三階建ての切妻の屋根の上にあったものが数年前の台風かなにかで折損してしまい、梯子もかけにくい高い場所のため誰も登れずに(昇って作業してもいいと提言したのだが却下された)ために、やむなくオイラがベランダに新設したのだった。

 

本来はベランダの手すりに金具かなにかで固定すべきところなのだが、その時に購入した資材では、断面が凸レンズ型という異形の手すりが邪魔で対応できず、やむなく応急的に、そこにあったコンクリートブロック数個でアンテナの馬の足を押さえ、針金で支線を張って固定して設置したのだが、案外具合が良かったのでそのまま常設になったもの。

つまり、風見鶏のごとく容易に向きが変わってもおかしくない状況で、むしろよく数年保ったなあという感じ。

 

少なくとも新設してから5~6年、多少は角度も変わるだろうなあと思いベランダに上がってみて思わず吹いた。

支線にしていた針金はバッサリ切れており、アンテナの向きが放送局の電波塔が群立している山の方向からほぼ180度回転していたからだ。

 

さっそくアンテナを電波塔の方に向けながら部屋のテレビ前で待機してもらっていた義母にスマホで連絡を取り全局綺麗に映る場所を探す。

「あ、映った・・あダメになった・・あ大丈夫になった」

おおよそ全局利得が得られる位置に固定し作業終了。

 

でも、翌日になると、また見れなくなったと連絡が。

これを3回繰り返した。

 

行く度に確認するのだが、目印にしてた近所の家の屋根からそうそう向きは変わっておらず、ちょっと動かすとすぐに大丈夫になったと言われるので、デジタル地上波って、こんなにシビアだったっけ、まるで衛星放送並だなあなどと思ったり・・・

 

3回めにはさすがに変だなあと思い、ケーブル類を改めて点検すると、なんとアンテナ本体からブースターに入っているケーブルに軽く手をかけたとき、いとも容易くコネクタがすっぽ抜けた。

問題はアンテナの向きではなく、このコネクタが防水キャップの中でグラついてたせいだったらしい。

 

 

試しに、コネクタを直し、アンテナの向きをいい加減にずらしてみたが、左右で20度くらいズレてても放送受信可能で、なんなら、少しズレた状態よりも、正反対、180度回した状態の方が、むしろ安定して受信できるという結果になった。

(建物などに反射する電波が拾えてたということか)

 

まあそんなわけで、騒動は一見落着したわけだが、今、諸事情で義父の家に間借りというか同居しており、同じアンテナを共用している訳だけれど、オイラ家族は3人ともテレビが見れなくなっていることに全く気づいていなかった。w

 

 

・・・・・・誰もテレビ見てないから・・・・・・・

 

少なくともこの一週間くらいは。