SF映画・ドラマに出てくる車といえば
バック・トゥ・ザ・フューチャーのデロリアン
マッドマックスのインターセプター
ナイトライダーのナイト2000
で、先日ナイト2000のスキャナ(フラッシャー)をLEDで再現してみたので、次はデロリアンのタイム回路か、あの日付指定するパネルに挑戦か、と思って久しぶりにバック・トゥ・ザ・フューチャーを見ていたら、気づいてしまったのだけど・・・・・
上の写真はバック・トゥ・ザ・フューチャー3の、1955年の野外シネマから1885年にタイムトラベルする時のパネルなんだけど、なんか違和感が・・・・
上の写真は、同じく3の機関車に押されてクレイトン(クリント・イーストウッド)渓谷を渡る直前のパネル。
さらに決定的に違和感が・・・・・・・
上は1で初めてデロリアンが出てきて、ドクがマーティに装置の説明をしているときのパネル。
このパネルもおかしなところが・・・・
何が変なのかというと・・・・
まず1枚めの写真、「MONTH」のところの表示がずっこけてる。
おそらく7セグLEDじゃなくて、パネルに「SEP」と描かれたものがはめ込まれている。
2枚めの写真、OCTの「T」の字で、7セグLEDでは中央の縦棒は表現出来ないはずで、もし14セグだとしても、それなら上の横棒のくびれがなく、これも多分LEDのじゃなくてパネル。
3枚目は、下段、緑のTの上横棒の真ん中にくびれがあるので、14セグってことにしたいけど、それならOやCの横棒にもくびれがあっていいはずだし、上の赤文字のJULの横棒にだってあってしかるべき。
つまり・・・・
これが普通の7セグメントLED。
数字だけならこれでいけるけど、MARだのMAYだのOCTだのNOVなんていう文字を表示しようと思ったら、
こんなふうなのが必要になる。
でも、実際に7セグと14セグを混在させようとすると、多分だけど、ICの出力ピンが別に必要になるか、ダイナミック点灯で切り替えるプログラムが複雑になる。
おそらく映画では”そう見えればいい”だけなので妥協したのだろう。
これを自分で作るとなると・・・・結構大変かな。
今見てきたら14セグ一個500円くらい・・・・・
技術的なこともさることながら、経済的な面でも。(爆)