一度、失恋をすると立ち上がれないほど落ち込む人がいます。悲劇のヒロインになり、「私はもう恋をする資格がないのではないか」とすら思うようです。とても好きだった相手ほど、別れの痛手は大きいといえます。それは初めて恋をした女性や、とても人のいい女性に多いものです。失恋は誰だって滅入りますが、人それぞれで程度は異なりますね。でも、「どんな失恋したって大丈夫!」といっておきましょう。今、失恋直後のあなたに、「元気を出して」とは言いませんが、そのうち徐々に、普段のあなたに戻ることを確信をもって明言しておきましょう。今だから、こんなことをいえる私ですが、私だってその時は、死ぬほど辛かったし、この世から消えてしまいたいくらいの時もありましたよ。でも、でも、今、こんなに明るく生きてるんですから。すべては、少しずつ過去になっていくんです。彼との交際期間がどれくらいだったのか、あるいはあなたの性格などにもよりますが、いつしか必ずあなたの悲しかった心の穴は埋められていくのです。失恋時の別れ方しだいでは、心に受けた傷も深く、それが癒えるには相当な時間がかかるやもしれません。それに、恐れや不安で、もう2度と恋なんてしたくない!でも焦らないで下さい。大ケガをして傷が深いほど、それを治す期間が必要ですが、必ずそれは治るのです。人は気力で早く治すこともできるし、自然治癒力だってあるのです。治療期間は、失恋した自分を労いながら内省し、客観的に見つめることも必要です。恋を失いつつあったプロセスでの自分の至らなかったところや不足していた面も見えてくるはずです。ところで、「別れ」は、双方同時に同じ気持ちになるということは滅多にないのでやっかいでもあります。交際中、どちらかに「別れたい」原因が生じてくるわけですからね。例えば、双方の考えに大きな食い違いが出てきたり、価値観の違いすぎがもとで修復できないほどのぶつかりが出てくるなど……。あるいは、相手に好きな人ができたり、ほんの些細なことの積み重ねが原因かもしれません。そんな蓄積の結果、あなたのことを嫌いになった相手に対し、「私のどこが悪いの?言って。」と攻めても、もう遅いのです。何の意味もありません。その時は、もうあなたの非を改めたり、良し悪しの次元ではないのです。彼の「嫌」という感情は、もとに戻らないことを大人の女性は知る必要があります。自分が苦しいと、一方的に相手だけを攻めがちですが、相手からの「別れ」宣告の場合、少なからずあなた自身にも何らかの原因があったはずです。辛いけれど、それを探し、認めなければなりません。そんな男性を、好きになったあなたがいたわけですから。言うなれば、今までの自分はこれからの恋の反面教師でもあります。たくさんの改めや発見があれば「大失恋」さえグッドです。たまたま出会って別れた相手に「感謝」して別れたいもの。今、感謝できないのなら、時を経てからでもいいと思います。今回の恋も、あくまでもあなたの人生の1ページにすぎません。次なる恋愛のための予備訓練でもあります。今回の失恋で、次の彼との出会いを諦めるなんて愚の骨頂。決してめげないで、これをバネにもっと強いあなたになってほしいと思います。