大勢の前で一人だけを特別扱いしてみせることも、恋にはとても有効です。男性に、「俺のことが好きなのかなあ?」と思わせると共に、自尊心もくすぐるからです。大勢の前で一人の男性を特別扱いするということは、彼とその仲間たちに対して、「あなたはほかの人より秀でているわ」と伝えることでもあるのです。みなさんは『一グループ、一人の掟』というのを聞いたことはありますか?これは、学校や職場、サークルなどの自分の属するコミュニティにおいては、「男女関係を持っていいのは一人だけ」ということを言った掟です。男性の場合、この掟を破り、友人関係にある女性同士に二股をかけることもありますが、女性の場合はいけません。トラブルになって結局は、両方から嫌われることになります。それというのも、男性が女性以上に独占欲が高い上に、処女性を重要視する生きものであるからだろうと私は思います。一グループ内では一人というのが基本です。だから、複数で会ったときに、誰かを「いいな」と思ったら、その人以外はあきらめるという強い意志が必要です。そして決めた一人に対しては、あからさまな特別扱いをしてみせる。中途半端に、誰にもいい顔をするのは、よほどの美女でもない限りは、印象を悪くするので止めましょう。そしてこの特別扱いは、自分が思っている以上に大げさにやらないと伝わりません。例えば5秒間は、じっと見つめる。食べ物や飲み物は同じものを頼む。彼の横に座る。質問を彼だけにする。意見に賛同する……など、わかりやすいものがベターです。ちなみに5秒間見つめるというのは、向こうがこちらの視線に気づいて、目が合ってからさらに一呼吸おくくらいの「間」です。それにより相手は、こちらの視線に気がつくだけでなく、単に「目があった」以上の意味を感じ取ってくれるのです。私が取材した男性の中に、コピー機の前で目があって、それが一瞬長いと感じただけで、同僚を好きになったと告白してくれた人もいました。また知り合いのとてももてる女性も、会合に行くと、一人の男性を本当にじーっと見つめます。第三者である私がたじろいでしまうほどの強い見つめぶりなので、「どうしてそんなに赤裸々に見つめるの?」と聞いたことがあるほどです。すると、「意識しているわけではないんだけど、ついつい見つめてしまうのよ」と彼女は答えてくれました。つまりある意味、本能を包み隠さないので、そうなってしまうというわけなのですね。そして男性はこのように、自分にあからさまな好意を見せてくれる女性を悪く思うことはありません。そしてもてる女性とは、こうした態度を見せながらも、しかし「本当に好きなのかどうかは、わからない」と思われる態度を取ることができます。なお、たまに、人をじーっと見続けて話す女性がいますけど、常に見続けるのは「攻撃的である」と感じられるので止めましょう。長ければいいというのでもないのです。ベストはやはり、5秒程度。「目が合って、一拍あけてそらす」が恋を引き寄せるポイントです。