指導力のある教員でも、
中1や高1以外の途中の学年で
雰囲気の悪いクラスや教員に不信感をもったクラスの
授業を担当するのは大変です。
人間関係や悪い雰囲気が固定化し、
教員の話や問いかけに対する
リアクションが悪く、
ペアワークも真面目に取り組まない傾向があります。
また、学年の教員や担任の指導が行き届いていない場合は、
教科担当が週に数時間の授業で全体に説教した
くらいでは生徒の態度を根本的に変えることは難しいです。
同僚の中には、自分のトーク力、魅力、威圧感で
生徒を引き込んだと話す教師もいましたが、
本当かな~?
持続可能かな~?
根本的な解決なのかな~?
と疑問に思っていました。
全体の雰囲気をどうすればよくすることができるだろう?
これは私の長年の疑問でした。
しかし、そうした授業の雰囲気を変えた、ある先生に会って、
「これだ!」
と思える解決方法を教えてもらいました。
そのやり方はいたってシンプルで、
1人1人の生徒と個別に信頼関係を築いていく
というものです。
早朝や放課後に1対1で英作文等の指導を
個別で行ったり、
入試の個別対策を行ったりするといったものです。
教室の外で1人ひとりの信頼を勝ち取っていけば、
集団になったときの雰囲気もよくなる!
なるほど、孫子の兵法にもある手法だ。
これは “各個撃破” 【敵が分散しているうちに、
それぞれを集中的に打ち破ってくこと。
比喩的に、相手側の人間を一人一人説得したり、
また障害を個々に除いていったりすることにもいう】
ともいう。
このような地道なアプローチは小手先のトークとは違って説得力があ
るなと思いました。
私は実践したことがありませんが、途中から
雰囲気の悪い学年に入ったときは、
自分の努力次第でよい方向に変えられるんだという希望を
持って一人一人と向き合いたいです。
今日も何とか間に合いました~!!!
明日は英語ディベートをしにでかけます。
英語の達人がたくさんいるので楽しみです。
音読して感覚つかんで出かけたいです。