やっぱり、社内恋愛はむずかしい……。ぼんやりしていたら、仕事でミスってしまった。好きな人の目の前で仕事をするのって、やっぱり大変だよ。でも、彼の前でミスするのはもっといやだから、今度からは気をつけようと思う。
なにはともあれ、仕事はきちんとしないとね……。
やっぱり、社内恋愛はむずかしい……。ぼんやりしていたら、仕事でミスってしまった。好きな人の目の前で仕事をするのって、やっぱり大変だよ。でも、彼の前でミスするのはもっといやだから、今度からは気をつけようと思う。
なにはともあれ、仕事はきちんとしないとね……。
自分が結婚しているため、好きという感情を抑制してしまうのは、自分の都合だということ。それってもしかしたら、相手のことを考えていないのかもしれない。
そのことについてずーっと考えていた……。
とにかく私は、いまSくんのことが一番すきだというのに。
きのうの夕方、Sくんと一緒にお客さんのところへ出かけた。わたしは打ち合わせが終わったあと「いまから遊びにいってもいい?」と聞いてみた。彼は少し驚いていたけど「いいですよ」といってくれた。
直帰するには少し早かったので、Sくんちの近くでご飯を食べた後に、会社へ電話。その後、Sくんのいえに………。
Sくんの部屋は彼のにおいや雰囲気がいっぱいで、まるで彼にぎゅーっと抱きしめられているみたいだった。好きーーという気持ちがどんどん強くなってきてしまう………。
私たちは、それから終電ちかくまで、ずっと布団の中ですごした。数時間だったけど、うそみたいに幸せな時間だった……。
「Sくんのことが一番好き」というと、彼はなんと驚いていた。私の中ではずっと当たり前のことだったのに、本人には伝えていなかったみたい……。
帰りたくなくてうだうだしていたら、終電を乗り過ごしてしまった。タクシーの中で、私は家族へのいいわけではなく、Sくんのことばかり考えていた。あまりに幸せな時間だったから、罪悪感はどこかへ吹き飛んでしまったみたい……。
彼の温かい体や唇を思い出すと、体中が熱くなってしまう。Sくんの目の前で仕事をしているいまも……。
仕事にならないよ……。
結局……土曜日は家にはいきませんでした。家の周辺をうろうろしてみたのだけど、家にまで行く勇気が出ず。結局、近くの公園で話をしていました。
「強引にことを運ぼうとしすぎました!」とSくんはいってくれたけど……。嘘までついて家を出てきたのに、なんて中途半端なんだろう私。悪いことをするならとことん悪人になれよって思い、自分がいやになった。いざというときに、へんなとこで踏みとどまってしまうんだよね……。
大胆な行動をして凹み、優柔不断になっても凹み。どうしたいんだー!自分!
なんと、明日はSくんとデートすることになった!会社にいくフリをして、Sくんの家にいくのだ…
家になんかいったら、本格的に不倫になってしまうような気がする。でも、誘われて「行く」と答えてしまった。罪悪感でいっぱいだったけど、数時間だけでもいいから、人目を気にせず、一緒に過ごしてみたかったから。
でも、夫には会社だと嘘を言って出かけなくてはいけない。私の夫は妻に浮気されたり、嘘をつかれてはいけない人なのに。
そう思うとすごく落ち込む………
でも、会いたい気持ちをどうしてもおさえられない。
「明日、うちに来てくれませんか?」といったときの、Sくんのこわばった顔。少し考えてから「行く」と答えたとき、うれしそうな顔をして抱きしめてくれた………。
明日だけでいい。数時間だけでもいいから、一緒にいることを許して欲しい………。
今週も残すところあと一日弱。最近の私は、週末になるのがあまりうれしくない。会社にいると、いつも心の中がばら色でいられるから。
最近、私はSくんとしょっちゅう一緒にいる。お昼ごはんは周囲の人がいなくなり、二人でいけるようにしているし、どちらかが飲み物を買いに行こうとすると、必ずどちらかがついていく。
周囲に怪しまれるのも時間の問題かも?! 絶対に知られたくないけど、一緒にいたい気持ちをおさえられない。
今日の昼は、ご飯を食べるのもそこそこに、隣のビルの非常階段でずっと彼にくっついていた。彼の体温はなぜかとっても私を落ち着かせてくれる。
周りの人が知ったら、きっと「不倫だ!」っていうと思う。だから、ぜったいにぜったいに周囲に知られたくない。誰がなんていおうと、私にとっては不倫じゃないのに。で も、そんな思いとは裏腹に、一緒にいずにはいられない自分がいる。
私は忙しい職種の人限定で、年下になかなか人気がある。今日もSくんの打ち合わせに同行したら、担当の男の子に手厚いもてなし(?)をうけた。
Sくんはちょっとやきもちを焼いてくれてうれしかった………というのはさておき。
帰り道、Sくんと一緒に一駅余計に歩きながら、その理由を二人で考えてみた。ありふれた言葉で分類すると、私は“癒し系”に入るらしい。でも、母親的でも姉的でもなく、子供や赤ちゃんでもなく「どちらかというと動物みたい」なのだとか。
動物って…………。
もしかして
こんな感じ………?
「聞こえが悪いかもしれないけど、ペットを飼って癒されるような感じ。」
とSくんはいっていた。ペットって………。とっても微妙デス………。
母や姉ほど押し付けがましくなく、子供より独立していて手が掛からない。一緒に遊んであげているんだって思わせておいて、こっそり癒しを与えているところがちょっと似ているんだって………。意識の中で癒されたいと思いつつも、人の助けなんかいらないよってつっぱっている若手男性社員に、そんなところにこころひかれるのでは?というのがSくんの分析。
なんか、すっごく都合の良い存在なのね。私って。それに、Sくんも若手男性社員にばっちり含まれているよね?都合のいい女だって思っていたのねっ!と、ひとり心の中でぷりぷり怒ってしまいました。でも、それって、Sくんの言い分だよね、どう考えても。
昨日、一緒に帰ったとき、Sくんが今日は早く帰るようなことを言っていた。
今日は一日一緒に仕事をするだけだったなーと思いつつ、しょぼくれて飲み物を買いに行こうとしたら……なんと、Sくんが一緒にきてくれた……
でも、帰り支度をしていて、ちょっとどよーん……![]()
でも!でも!エレベーターが閉じたら、なんと手をぎゅっとしてくれたの!念願がかなってびっくり!!なんでSくんはこうなんだろう、もしかしてエスパー?!
今日はSくんちに友達が泊まりに来るんだっていっていた。
「ひさびさに関西弁が話せてよかったね。」
と、苦し紛れなコメントをする馬鹿な私。本音をいうと「男に生まれればよかったよー」と、友達にやきもちやいていたのだけれど…。
「友達って男の人でしょ?」
と、一応確認しておいた。
「当たり前っすよ!」
って、怒られてしまったのだけど……。何はともあれ、温かな手に包まれて幸せだった。なぜSくんは私をこんなにほっとさせてくれるのだろう??なぜ?!
お昼前からぽつぽつ雨が降ってきた。こんな寒い雨の日は、どうしようもなく寂しくなる。こんなときは、すぐ目の前に座っているSくんも、どうしようもなく無力な存在だ。
外が暗くなるにつれて、寂しい気持ちがどんどん大きくなっていく。会社にいることも忘れて、Sくんの手を握れたら安心できるのに……。
やっぱり私はわがままになっているみたいだ。
相手は5歳も年下なのに、どうしてこんなに頼りにしてしまうのだろう?きっとあの優しい目がいけないんだ。それに強くて温かい声が。
ぽっかりあいた心の穴を、これまで誰といても埋められなかった。せっかくあったのに、数年遅かったみたいだし……。どよーん。
このままSくんが先に帰ってしまったら、残された私はどんなにつらいだろうか??またわがままを言ってしまおうかしら。 嫌われてしまうかな?
昨日、研修を終えた新入社員が配属されてきた。デザイナー希望の男性とライター希望の女性。二人とも新卒だけど、ライター希望の子は、学生の間からライター養成講座に通っていたというやる気のある子。即戦力になってくれたらいいな。
うちの部署にはライターがいなくて、私もSくんもディレクションしながら自分で書いていた。取材が必要なものだけでもお願いできたらかなりラクになると思う。
デザイナー希望の子は、イマドキのおしゃれな男の子だった。古株のデザイナーさんたち、ちょっとうれしそうだったな。私はライバルが減ってちょっとうれしいカナ?!いずれにせよ、デザイナーさんの新人教育はお二人に任せることになっているので……。私はいまのところ教えることはなさそう。
先週末にSくんがつくった構成をチェックしてみた。ばっちりプランが練られていて、ちょっと感心。「ばっちりOKです!」というメールを送ったら、それを見たSくんはガッツポーズをしていた。わかりやすいな~。新人さんたち、ちょっとびっくりしていたよ~。
プランニングからお願いするのはこれで二度目だというのに、なんという成長ぶりだろう!やっぱり仕事熱心な人は、覚えるのが早いのね。私もがんばらなくてはと思うよ。
昨日は帰りが終電近くにSくんと一緒に帰った。同じ沿線だから、結構長い時間一緒にいれるんだよね。混雑しているのをいいことに、必要以上に密着してしまった。
昨日のこと、怒っていないといいなぁと思っていたけど、Sくんは「ちょっとうれしかった」といってくれてよかった。私はあまり感情を表に出さないタイプらしい。でも、昨日は感情むき出しで、ちょっと意外だったといっていた。Sくんの前だとなぜかわがままになってしまう……。どうしてだろう??
今日はわがままにならないよう注意しよっと。
私の好きな人は5歳年下。しかも私は結婚をしていて、綱渡りのような状態で恋をしています。仕事はまだ覚えている途中だし、見た目もすごく格好いいわけでもないし。でも、彼が仕事にかたむけるエネルギーにいつも心をひかれてしまう。
5年前には私も持っていたエネルギーを私はどこかへ置いてきてしまった。だから、人一倍エネルギーにあふれる彼に、とてもひかれるのだと思う。
人は気がつかないうちに若さを失いながら生きている。いまはもう二度と帰ってこない。そのことを彼を通じて教えられた。そんな私が思うのは「ニートをしているなんてもったいない」ということ。
体の疲れをおしながらも、仕事に熱中できる期間は、そんなに長くない。仕事の基盤をつくれる時期にめいっぱい仕事をしてほしい………。