仁菜浜「いやいや、この水車をどうやって回すかということを考える前に、まず考えるべ
きことがある。
それは“この水車をまわす必要があるのかどうか”ということだ」
そう呟きながら、仁菜浜はひとまず水車からいったん目を離そ・・うとしたら、水車の傍に
気になる物を見つけた。
もっとも、水車のすぐ傍には1立方メートル程度の木箱が8個くらい置かれていたが、それと
は違う。
その木箱があったために、見る角度を変えるまで仁菜浜は“それ”の存在に気付けなかった
わけだが。
つづく