2020年の年末から始動し、3年間進化し続けた横浜のガンダムが、とうとう今月末で完結してしまう。

 

実物大18メーターの圧巻の大きさと繊細な美しい動きで、日本内外の多くの人々を魅了してきた。

 

今月半ばから、フィナーレに向けたプログラムが発動している。歴代のプログラムをすべて再演してくれるのだ。そのフィナーレプログラムを兄が観たいというので、昨日23日までだったガンダムSEEDプログラムを観に行った。

 

あいにくの雨でとても寒い日だった。

ガンダムファクトリー横浜には、最後の勇姿を観ようとたくさんの人々があつまっていた。

 

SEEDの美しい音楽と共に、ガンダムがまるで人のように動く。

光を目で追い、語り掛けるように見つめてくる。

手を差し伸べてくる。

 

もうね、涙が出たよ。

隣の兄をみたら、兄も泣いていた。

ほんとうに凄かった。カッコよかった。

 

プログラムが終わるごとに、ガンダムを観衆の拍手が包む。

それは、勇退する俳優に向けた拍手のようだった。

感謝と、心からの感動を伝える暖かい拍手だった。

 

ああ、終わってしまうんだなあ。

 

ありがとうガンダム。たくさんのカッコいいをありがとう。すごい動きを見せてくれてありがとう。

 

明日からの最終週は、「彗星の魔女」と「閃光のハサウェイ」を再演するらしい。

 

もう本当に最後だから、相棒と観にいけるといいな。

 

かっこいい映像を撮ってくるよ!