今日は杉並アニメーションミュージアムまでお散歩に行ってみた。

途中、なんだか空模様が怪しい。

どよーんとしている。

ミュージアム近くの公園でエア縄跳びをしてから行こうと思っていたが、とうとう冷たい雨が降り出した。

それで、早々にミュージアムの建物に入ることにした。

1階は椅子と丸テーブルが置かれたフリースペースになっていて、アニメーションミュージアムは3階にある。

入場料は無料。

館内はアニメーションがどうやってできるかを見たり動かしたり、そして実際に書いたり、声をアニメにあててみたりして体験できる。

ライブラリでは、アニメ黎明期から最近までのアニメを視聴することもできる。

宮崎駿氏と高畑勲氏の絵コンテ集もあって、宮崎駿氏の絵コンテ集「千と千尋の神隠し」はラフ画にコメントつきで、場面の一つ一つの動きが細かく説明されていた。千尋がハクの名前を思い出すシーンの、涙のつぶが空に飛んでいくシーンの説明が素敵だった。

高畑勲氏の絵コンテ集「かぐや姫の物語」は、絵コンテなのに、映画の絵そのままだった。コメントや説明の書き込みはなかったような気がする。もう、絵コンテがそのまま映画だよ、と思った。

巨匠のお二人は、仕事の仕方がぜんぜん違うんだなあ、と、当たり前のことを目で見て実感した。


さて、とてもいい声でアフレコワークショップの案内があり、声に誘われて4階のワークショップルームに行ってみた。

何組かの家族がトレース台で真剣に絵を書いている。

私たちはチェーンソーマンのポチタのお手本をお借りして、それぞれ手分けをして3枚、口の表情だけ異なる絵を書いた。



それを複数枚デジタル撮影して組み合わせて、出来上がったアニメに声をあてた。



いい声のスタッフさんの編集が素晴らしい。録音した声にあわせて絵を増やしたりして口の開閉のタイミングを合わせてくれた。


出来上がったショートアニメを大きいスクリーンに映してもらった。

自分たちの書いたポチタが自分の声で喋っているよ!


アニメってこうやってできるんだ、が、自分の書いた絵と自分の声で完成品を作って実感できるいいワークショップだった!

明日もやっているから、行ける方はぜひ行ってみてね。


館内は他にもエヴァやガンダムのフィギュアがあって、一緒に写真を撮れるようになっていた。





歴代のアニメーターさんや漫画家さんのサインがズラリと並ぶ。

熱いぜ!









また行きたくなるところでした。

楽しかった!