筋肉疲労に効く湿布か何かのコマーシャルを観ていて、相棒がおもむろに言った。


「子供の頃、血管が浮き出ている友だちをみると、大人っぽいなあ、と思ってたよ。」


へ?そういうもんなの?そんなふうには思ったことがないから、少し驚いた。


「もちろん、今はそんなふうには思ってないけどね。」


そういう相棒は血圧が低いので大人になっても血管が浮き出ていない。


「あ!そういえば!昨日なんかすごく血管が浮き出てた!」


私は靴下を脱いで自分の足の甲を確認した。


「あれ?浮き出てない?おや?」


昨日締め切り明けに庭の湯に行った時、フィンランドサウナで自分の足の甲をじっと見つめる機会があった。足の甲の血管が、一箇所だけポッコリ浮き出ていた。それがどうだろう。今日の足の甲には、浮きでた血管がない。なんか、スッキリするん、としている。


そういえば、プールの壁から出る強力ジェットで足をたくさんマッサージした。


お風呂上がりに足つぼマッサージもした。どっちかが効いたのかな。それとも相乗効果かな。


自分で稼いだお金とは言え、あっという間に終わってしまう足つぼマッサージは贅沢だったな、となんとなく心が重くなっていたけど、目に見える効果があったから、価値はあったかも!


足も心もすこーし軽くなりましたとさ。


ちなみに、ビールとポテトの組み合わせを堪能することに対する罪悪感は皆無である!なぜだ?