城南宮のお涼み神楽を見に行った。


竹田駅で降りて、駅員さんに城南宮へのルートを聞いたら、配布用に用意してあった地図を貰った。


なんだか、城南宮に向かっているらしき人がいない。通常なら閉門時間をとっくに過ぎている。

確かに今日がお涼み神楽のはずだが、ほんとうにやってるのかな?


少し不安になりながら城南宮への道を進むと、そのうち遠くに縁日のような屋台の明かりと、浴衣を着た夏祭りらしき装いの人々が見えた。

あれだ!よかったあ!


参道には出店がたくさん出ていて、浴衣を着た家族連れが楽しそうにお祭りを満喫していた。


神楽殿前に用意された椅子に座って、ゆっくりお涼み神楽を見たよ。


夕闇が降りて、明かりが灯る頃、美しい二人の巫女が笹の葉を掲げ神楽鈴を鳴らしながらお涼み神楽を舞っていた。


チリチリシャラランさらさらさら。


巫女が舞いながら持っていた笹は、お守り付きで1000円で配布されていた。


好きなお守りが選べるので、翡翠の様な緑色の鳳凰の絵が書かれたお守りを選んだ。


神楽舞を舞っていた巫女がお守りをつけてくれて、もう一人の巫女が、シャラシャラと神楽鈴を鳴らしてお祓いをしてくれた。


なんだか、古き良き、懐かしき感じの、とっても素敵な夜でした。