『十二国記』 のドラマCD 「東の海神 西の滄海」 を聴きました♪

やっぱり、骨太のファンタジーっていいですねぇ!
ストーリーやキャラクターが魅力的なのはもちろん、
心に響くセリフがたくさんあり、キャラクターの考え方に芯が通っていて、
本当に聴き応えがあります。

わたしは十二国記は原作未読、アニメ版は見ていて、ドラマCDもたぶんぜんぶ聴いてるかな?
このドラマCDはとくにお気に入りです。

アニメ版とは少し違うところがあり、キャストも異なるのですが(CDのほうが先に制作されました)、
こっちはこっちでイイです!
(アニメ版よりキャストが豪華?!)

キャスト、アニメ版、CD版とも甲乙つけがたいのですが・・・

アニメ版と違うキャストさん:

尚隆/梁田清之さん、男の色気たっぷりでたまらない!最後の六太とのやりとりはおもわず涙が・・・。
斡由/松本保典さん、すばらしい演技!私、松本さんの声大好きなんです~♪
朱衡/子安武人さん、景麒より高めの声なれど、やっぱちょっと混乱~^^;
帷湍/関智一さん、テンション高い!
成笙/三木眞一郎さん、無駄に(?!)いい声~!ふつうのセリフ言ってるだけなのにドキドキする!←BL耳ですいません・・・。

音声のみってこともあってか、松本さんの演技力のおかげか、
斡由の心の揺らぎがCD版のほうが響いてくる気がします。
(そのぶん、終盤の小物っぷりが際立ってて、更夜に押し付けるとことか、すごいヤなやつなんだけど)


キャスト変更なし:

六太/山口勝平さん、六太は勝平さん以外ありえないですよね!
     アニメ版よりカワイイ気がするw
更夜/石田彰さん、アニメ版より少し声が高いかな? 
     カワイイ更夜とブラック更夜の演じ分けがさすがです!

セキサクジョウ(どういう漢字だっけ?)によって、赤ん坊も死んでしまったり、
白沢が「おおきいの」に粛清されちゃったり、アニメ版よりシビアです・・・。

アニメ版で私が大好きだったシーンのうち、以下はカットされてる、というか表現されてません。
(「絵」がないと表現しづらいからだとは思うけど・・・)

・斡由がちび更夜の頭を撫で撫でするシーン 
・更夜が六太の額にセキサクジョウをつけるシーン
・ラスト、尚隆と更夜の会話 (六太の回想で処理されてます)

2つ目はちょっと「萌え」的視点なので、まあいいとして(笑)
斡由が更夜と出会って撫で撫でしてあげるのは、初めて必要としてくれる人を見つけた嬉しさを、
さいご、斡由という主人を失った更夜に、尚隆が「約束」をして撫で撫でするのは、
更夜の希望を表してると思うので、なんとか表現してほしかったなぁ~。
って、わたし、更夜のことしか言ってないですね^^:

さいご、尚隆と斡由の対決(?)のシーンは、やっぱり「絵」があるだけに
アニメ版のほうが迫力がありますね。

ああ、続きが読みたい・・!(って、原作未読なんだった・・・そのうち手に入れます!)
アニメ版また見ようかな~♪