問答無用でジーク@千葉進歩さんがかっこいい!
クリス王子@岸尾さんがカワイイ!

以上!



・・・ってわけにもいかないですね(;^ω^A


BLCD 『黒の騎士』 感想!
ストーリー 5点 /声 10点 /えちシーン 5点 
(えちシーン、少ししかないのはいいとして、エロくもないし萌えもない・・・。
むしろ他のシーンのほうが萌えます!)

クリステン(クリス王子) : 岸尾大輔
ジーク : 千葉進歩
 千葉さん×岸尾さん

<親衛隊>
ステファン : 成田剣
ヘイゼル : 飛田展男
ロディ : 福山潤
ユージ : 高橋広樹
オスカー : 笹沼晃
 
アラン王 : 松本保典 (思わぬ再会!あいかわらずいい声~♪)

ほか

原作 剣 解さん 2003年作品

BE×BOY CDコレクション 黒の騎士/ドラマCD
¥3,150
Amazon.co.jp
※あらすじ紹介してませんが、ネタバレはあります・・・※
まぁ、筋が分かって聴いても問題ない作品だとは思いますが、ご注意ください。

+++

騎士と王子様のファンタジーBL!
からみは少なめで、BL色はそれほど強くない・・・です。
ふたりがお互いを想ってるのはよく分かるので、そういうとこでは「萌え」はありますが、
えちシーンは上でも書いたとおり、エロくもないし萌えもない。
岸尾さんの喘ぎってこんなんだったっけ?(って、わたし聴いたことないかも?w)

BL的評価はまあ、それなり・・・だとして、
ファンタジーのドラマCDとしてのできも、正直よくはないですが(・・・)、

千葉進歩さんファンとしては、もーー、きゅんきゅん音譜です!

この声でしゃべってるCDを出してくれてありがとう!!≧(´▽`)≦

美人というより男らしく端正な騎士の役。
ここまでがっつり男らしい(某近藤さんとはまた全然違いますよ)の、私は初めてかも。
本当にステキ!(ファンタジーがハマるわぁ!)
アーカンジェル (『やさしい竜の殺し方』) も凛々しい剣士だけど、アークは美人さんで、
こちらのジークはもっと男っぽいです。(まあ、攻めだしね)
ちょっと無口というか世渡りベタな感じが、これまた新鮮!

クリス王子@岸尾さんが、ほんとに素直でカワイイ王子様なので、
ふたりの関係が微笑ましくてニヤニヤします~♪

ってことで、かわいい岸尾さんが好きな方にも、きゅん!となる作品かと。

逆にいえば、キャストファンと原作ファンの方以外には、オススメできない気がします。
ファンタジーなのに盛り上がりがないままさらっと終わっちゃって、
物語を堪能するには物足りなすぎです。

原作未読なのでなんとも言えないですが、
やっぱりファンタジーは2枚組くらいでがっつり聴かせてほしいなぁ。
この作品は登場人物も多くて、人間関係や世界観を把握するのに気をとられ、
物語の内容が頭に入ってこないまま終わってしまいました。
(まあ、あんまり内容もなかったような・・・・)
ラスト付近まで新しいキャラが出てきて・・・「誰?」ってなりますが、
分からなかったらあんまり気にしなくていいかと・・・(ヒドイw)

これは、脚本が悪い気がします。 
(原作未読なので想像ですが)原作どおりに台本書きすぎてるんじゃないかな?
もうちょっと登場人物やエピソードを整理して「ボイスドラマ」として再構築してほしいです。

CD1枚(同じく60分程度)のファンタジードラマCDとしては 『百日の薔薇』 がありますが、
あれは特別ですもんね。(原作とCDのできが良すぎる)
そいえば、あっちも騎士(クラウス)が出てきて、主君(タキ様)の刀に忠誠を誓いますよねぇ♪
かっこよかったなぁ~、「私の刀に忠誠の証を」!(cv千葉さん)

この 『黒の騎士』 のジークがクリス王子に忠誠を誓うシーン、
「主君に忠誠をつくし、おのれの命(めい)とともに生涯を生き抜くことをここに誓います!」(cv千葉さん)
まるで結婚式のよう(笑) BGMのせいもあると思うけど。

ま、こっちは、かるーいラブコメ的なファンタジー(なんだそれw)ってことで、
これはこれでアリだと思います。

とにかく、
千葉さんかっこいい!いい声~!好き好きー!ドキドキ
岸尾さんカワイイ!

お、ナリケンさんの親衛隊長もいいじゃないかぁ!
福山さんさすが、声がキラキラしてるっ♪ 広樹さんもいい声~♪

松本さん、飛田さんの声も好きなんだよなぁ~・・・って思いながら聴いたCDでした。
(キャストさんの演技にはなんの不満もないです。みなさんステキでした)

+++

ストーリー展開はともかくとして、
萌えるセリフはけっこういっぱいありましたよ♪

以下、ネタバラシもありつつ、好きなセリフ(シーン)です。

あ、前提として・・・
クリスは王子という身分を隠し、新入りの騎士見習いとして(だったかな)ジークの下についています。
ジークがいろいろ世話をやいている、という関係で始まります。

track2
刺客に襲われたクリス、助けにきたジークにほっとして泣きながら抱きついちゃったシーン、
「よしよし、もう大丈夫だ。大丈夫。俺がついてるからな。俺が守ってやる」 by ジーク 
なんてことないセリフだけどすごい萌える~ラブラブ (とくに、「よしよし」)

このあと、ジークが自分の部屋に連れて行って、
「俺はおまえのことが好きなんだ・・・だからそうやって抱きつかれると困るんだよ・・・」と告白(?)し、
「言ってる意味分かるな」に、
「分かるよ、ぼくもジークが好きなんだもの」と答えるクリス王子@岸尾さんの小悪魔っぷりといったら!
さっきまで泣いてたくせに!(笑)
無意識に人をタラすの、王子様らしくていいですよね♪

track3で、クリスが第三王子であることがバレるんですが・・・
ここは、ちょっとジークに身分差の恋に悶えて欲しかったわ~(笑)
急に敬語になるとかさっ!(王道展開だけどもww)

track6
「騎士にあこがれていたが、それが本当の望みでないと分かった。
・・・おまえに誓えるということが、今の俺にとってなによりも幸せなことだと・・・気づいて・・・」 
「ありがとう、君がとても好きだよ」 
ジークがゆっくり言葉を選びながらしゃべるのと、
クリスが素直に思ったままを口にしてる、その対比がとてもいい!

て、ちょ、ちょっと待って!
track7のいちゃいちゃ、ニヤけるんだけどーーーー!

お城を案内するクリス、自分の部屋にジークを連れていきます。
クリスが自分の容姿や育ちについて、秘めてきた思いをセツセツと語ってる・・・のに、
ジークがキスラブラブ (あら、意外と積極的♪)

「ま、まじめな話をしてるのにっ」
「俺もマジメだが」
「え、えっ、だ、だって、ここはぼくの部屋だしっ」
「うんうん、それなら問題ないだろ」 ←この「うんうん」がたまりません!!!!

テンパるクリスに、くすくす笑い出すジークの声、好き好きーーーー!
千葉さんの、くっくってたまらず笑うっていう感じの声、好きなんですよぉ~!

で、クリスがぽかすかジークをたたきながら
「もう出てって!出てってくださいっ!」っていうんですが(王子のくせに「ください」って!かわいすぎる!)
もうイチャついてるだけですよね、これ・・(///∇//)
えちシーンより聴いてて悶えます! 

そして、
track8でのえちシーン。短いし、なんてこともない(?)んですが、問題はそのあとです。

「大丈夫か?」 <いい声!
「んーー? 大丈夫だけど・・・大丈夫じゃないような気もするねぇ」 
「・・っ、そうか」 <困ってるw
「ジークこそ、傷が痛むんじゃない?」
「ああ、いや・・・それどころじゃなかった・・・」 <おい!
「(クスクス)」
「痛かっただろう、悪いな」
「んー、でもけっこう平気みたいだよ。あんまりいっぱいするんでビックリしたけど

わーお!小悪魔ちゃんまたきたよ!カワイイ!! 年上の騎士様を手玉にとってますよっ!
ジークが困ってる感じなのがまたグーですっ!
千葉さんも岸尾さんも、ナイス演技♪
岸尾さん、カワイイなぁ~!こういうかわいさ、好きです♪


んでまあ、最後は、ジークがクリスにとっての初めての「騎士」に任命され、
「いつまでもふたりで仲良くね」みたいなことを王様(クリスの父上)に言われ、めでたしめでたし~♪
上でも書いたけど、どう聴いても結婚式です。ごちそうさまでした(^人^)


まあ、ツッコミどころは多々あるんですが、
上記のようないいセリフやシーンがあるので、楽しく聴けました♪

あ、ちょっと許せなかったのは、夜、お城を迷って歩いてたジークが、
王を毒殺しようとしたパウエル公の情人(だよね?)と遭遇し襲われたとき、
「し、しまった!今日は剣がない!」って・・・。
それはありえないでしょう(´□`。)
あんまり、最強の騎士というシーンがなくてちょっと残念でした。
千葉さんの声がかっこいいので、強くて凛々しい騎士!な雰囲気は出てますけどね。


あとあと、ナリケンさんが親衛隊長で、意外と(?)正統派にかっこいいんですが・・・、
私、さいごのさいごまで、彼が黒幕なんじゃないか!と疑ってました(笑)
ナリケンさんが演じると、裏があるんじゃ!と思っちゃうw (´0ノ`*)

いろいろ考えず気軽に「いい声&明るい萌え」を楽しみたいときに、また聴くと思います♪

Amazonの中古で安く出てるので、とくに千葉さんファンの方にはオススメしたい★
わたしも一時帰国のとき原作買おうかなぁ~。CDの続きがあるみたいですしね!