田舎通勤とDVDプレイヤー | Water J. “なかじ” のアトランタ徒然 V3

田舎通勤とDVDプレイヤー

春なんである。朝起きるのがかなり楽になってきた(早起きというよりは、寝起きがよいという感じだけど)。平日に飲酒を制限している効果も出ているみたい。かれこれ20年。まとめた期間にアルコールを抜くことがなかった僕の身体は、なんだか落ち着かない不思議な感じ。CPAへの挑戦は意外なところにも影響している。


結果が必要とされるのは変わらないけれど、これって小さな幸福。ありがたく思わなくてはいけないんだろう。プレッシャーをかわしながらこつこつやります。


オフィスへのトラック通勤。

スウィッチをいれます。


Wal*Martで購入したポータブルのDVDプレイヤー。$99.98だった。100ドルをきってしまうこの価格破壊には驚くしかありません。安いということで気が楽になって手荒く使える。そうやって利用した方が大切に扱うよりも持ちがよかったりすることもあるから不思議である。購入して3ヶ月、故障なし。


車のなかで聴講するのは、CPAREG講義。FARの講義は電卓を使った細かな計算をシートに書き込む機会が多いので、ドライブしながら聴講するには不適当だと僕は感じている。だからほとんどREG専門。繰り返して聴いている。


ほどなくして前方に大きななにかが転がっているのに気がついた。夜中に撥ねられて死んだ牡鹿。まだ若い。大きなボディーが車線の大半をふさいで、車が往生しながら迂回していた。側を通るときに目の端で覗いたら、それほど外傷は負っていないようにみえた。撃たれたまま逃げてきて落ちたのかもしれなかった。


DVDに気をとられすぎて運転を怠るわけにはいかない。小さな運転席のなかでテキストを開くわけにもいかず、佐々木講師(グアム大教授でもあるんです)の特徴のある声を聞く。気になるところで対向車が来たり、信号で止まらなくてはいけなかったり、カーブや車線左右折をしなければいかなかったりして、集中しているとはいえない。正直なところ、知識の定着につながっている気がしない。これって、気休めなのかもしれません。

通勤以外にも買い物にでかける際に嫁に運転を任せてDVD聴講を試みた。「そんな(講義なんか)のかけている暇があったら、映画とか気の利いたものに替えなさいよ」と嫁は言った。たしかに彼女が運転をしている隣で、予備校DVDの再生をしている自分というのも場違いな感じがしないでもないんだけど(ということで、買い物途中での再生は止めました。立場弱いなぁ…)。


映画の再生も悪くないよな。でもそれをしてしまうと、プレイヤーを購入した目的から大幅にずれるよね。たまにはそれでもいいんだけどさ。