幸せだぁ | Water J. “なかじ” のアトランタ徒然 V3

幸せだぁ

World Baseball Classics。決勝の日本vs.キューバは集中して観戦した。Biskを片手ではなく、ワイングラスを片手にテレビ観戦した僕である。


アトランタの天候が優れなくて衛星中継の画面が乱れるということが続いたESPN。試合開始時間になっても、野球中継は始まらなかった。もっとも画面の乱れとは関係がない。大学バスケットボールのノートルダム大学vs.ミシガン大学の試合が2度のオーバータイムに突入して中継延長になっていたのである。


人気の高い2大学のゲーム。途中で中継打ち切りされるわけがない。「野球中継を待っているみなさん。バスケにはオーバータイムというのがあるんですよ」というアナウンサーのジョークは冴えなかったけれど(ほんと詰まんなかった)、試合は白熱した好激戦。3度目のオーバータイムに入るかと思われたところで、ホームのミシガン大学が3点シュートを決めて逆転勝ち。


ようやくWorld Baseball Classicsの決勝戦TV中継が始まったときには、日本が先制点をあげて2死満塁、小笠原が打席に立つ場面になっておりました。まぁ、2得点目から観戦できたので、よかったんですけどね。テレビ画面の乱れもその頃には直っていたし。


今江が打った追加の2点が大きく響きました。僕の心にもぐっと響いた。あれでピッチャーが3人目に交代した。優れているキューバの投手陣の乱れとベンチワークの乱れを逃さず4点獲ってしまったのは本当に大きく、そしてその裏のキューバ先頭打者ホームランの1失点が、かえって松坂の闘争心に火をつけた。最初からぐいぐい飛ばす真っ向勝負のピッチング。怖れず投球数も気にせずの迫力で、4回まで一気にいけた。5回の日本の追加点がはいるまでキューバは沈黙。


アナウンサーが「マツザキ」と誤って呼んでいたのをさりげなく「マツザカ」と訂正する解説者の努力も素晴らしかった(関係ないか)。


渡辺のアンダースローに惑ったかと思えたキューバがきちんと合わせてきて、その後の継投にも応じてきた。8回には1点差まで迫ってきたのは、どきどきモノでした。でもそれでかえって試合が締まった。大塚はリリーフでシャットアウト。大切な仕事場面で踏ん張った。9回表に突き放した日本の攻撃に価値がでて、日本は実力で優勝したというイメージが視聴者にも伝わったんじゃないか。


僅差で負ける試合が多くて辛かったリーグラウンドだったけれど、それを払拭して一気に決めた日本代表が頼もしくみえました。テレビでも、キューバの米国に影響を受けた打法と日本の独自に発展した打法というように、オリジナリティーを経て熟成したアジア野球だと解説をされた。内容が伴なった優勝だよね。


やったぜ、ニッポン。

バンザ~イ


ということで、

今夜からまたCPAの勉強始めよう。<= まじでやらねば