嘘つきな光は私を切り裂いて
優しくて残酷な闇に投げ入れる
紅に染まった今宵の満月は
誰よりも悲しみを知っているのでしょう

爪痕を残したあの日の痛みは
冷酷で穏やかな氷に映ってる
その指で描いた涙の傷痕は
何よりも幸せを願っているのでしょう

独りで歩く冷たい朝靄の中
横切る影は追憶の彼方
知り得る全ての絶望は今も
君の後ろで怪しくわらってる

泣きたいのは僕よりも君だね
知らないうちに呑み込まれてく
誰かのために生きていこうなんて
汚れた自分 隠すためでしょう?

そんなもののために嘘を塗り重ね
君が信じた正義はただの偽り


泣きながら探した存在する意味は
痛い程握りしめた掌の中にある
群青が隠した悲しい真実は
誰よりもぬくもりを求めているのでしょう
行く宛をなくしたあの日の想いは
哀しくて愛おしい足跡に変わってく
その声で紡いだ新しい光は
何よりも永遠を夢見ているのでしょう

独りで見てた流星の空
咲き誇る花は約束の証
あり得る全ての奇跡は今も
君のこころで静かに眠ってる

背負ったものは誰よりも重くて
気付かれぬようにわらってみせた
生きるために頑張ってみたけど
新しい自分 見つけられずにいる

そんな日々の中を自分なりに生きて
君が見つけた世界は確かな光

あれからどれだけ
時間は流れたんだろう?
大きな太陽は黄色いあの花を観てた

それは愛情とか
そんなキレイなものじゃなくて
同情とかそんなカナシイものじゃなくて
ただそこにある命を見続けていた

手を伸ばして光浴びて
自分の殻壊してしまおう
怖がることだけじゃない
世界は未知数

涙拭いて顔を上げて
自分の目で世界を見よう
広がるのは光の粒
大きな向日葵

あれからどれだけ
私は変わったんだろう?
悲しみの月は冷たいあの闇を見てた

それは恐怖とか
そんなカンタンなものじゃなくて
狂気とかそんなイタイものじゃなくて
ただそこにある死を見届けていた

手を広げて風を感じて
自分自身見つめてみよう
目を背けることはできない
世界の真実

朝日浴びて前を見据えて
自分なりに進んでみよう
つまづくことおそれないで
小さな勇気

光の中霞む未来
不安にもかられるけど
自分の手で掴み取るんだ
希望の光
ってことで、私の趣味である詩を書いてみたいと思います。

『lost』

君がいない街は色を忘れたように
太陽は暖かみを失し月は優しさを失した
二人で撮った写真はいまもアルバムの中
輝いた季節のままそこにあり続ける

窓辺に揺れる白い花君が好きだったね
花を知らない僕をみて困ったように笑った
朱音雲が通り過ぎる夜が近づいたね
闇に溶けていく陽《ひかり》を愛おしそうに見つめた

記憶の断片には君が映っているのに
僕は今も君のことを大切に思うのに
どうして神様は僕と君をわけたの?

生きることを望んでいた君の笑顔は
降り積もった雪とともに桜色に溶けた
共にあることを望んだ僕の涙は
降り始めた雨とともに哀色に滲む

ありがとうすら届かない君の場所に
僕の声を届けるにはどうすればいい?
君の声をもう一度だけでもいい
僕に聞かせて


君が消えた世界で時間を忘れたように
流星は切なさを乗せて瞳は翳りを見せた
二人で見てた夕焼けはいまも記憶の中
煌めいた季節のままそこにあり続ける

海辺に満ちる星の砂君と集めたよね
願いかけてる君をみて胸を焦がした刹那
三日月が朝焼けに消える夢が醒めたんだね愛に生まれ来る音《いのち》を耳を澄まして聴いてた


記憶の水面には君が微笑んでいるのに
僕は今も君のことを愛しく想うのに
どうして神様は僕から君を奪ったの?


生きることを慈しんだ君の瞳は
降り注いだ光とともに紅に消えた
共にある日々を愛した僕の痛みは
揺らぎ始めた闇とともに藍色に残る

愛してるすら届かない君の場所に
僕が声を届ける術はあるのだろうか?
君の笑顔をもう一度だけでいい
僕に見せてよ