昨今の日本は閉塞した時代のようにいわれています。
そんな日本ですが今日のNHKの解説者の方々による2011年の日本やこれからの日本についての番組があっていました。
解説者の一人の方が、”日本もすてたもんじゃない”といわれていましたが、番組を見て創感じます。
日本の産業や社会のパワーが盛んに語られました。
まだ出し切っていない「チカラ」と「キラキラ」と光り輝く科学技術、社会の仕組み(システム)です。
番組の中で、日本が世界にどう切り拓いていくかに、車だけなどの一つの技術ではなく、車と社会をセットにすることや高齢社会のシステムなどを売り込むべきだという話がありました。
最近よくきく傾向の話です。
世界的にトップ水準をいく新幹線技術も新幹線だけでなく、操配する全体の仕組み・システムを売り込まねばという話も同様です。
このことは、どの業界にもあてはまることで、単品で売れているときはそれでよいのですが、売れなくなれば、手を替え品を買えではないですが、なにかとセットして売るというもので、社会システムにまでおよびます。
「モーニング娘」や最近の大ヒットグループ「AKB48」なども、一人(単品)では魅力はないが大勢ではどうだ、という、ある意味ではアイデア思考方の一つなのかもしれません。