先日、日経PLUS1のモニター調査で”携帯電話による暮らしの変化”という調査結果が紹介されていました。

ケータイを持つようになって腕時計を『まったくしなくなった』『しない事が増えた』と答えた人を合わせると4割に到達していました。

ケータイの機能が高度になるにつれて持ち歩かなくなったものとして『アドレス帳』も挙げられていましたが、こちらは『まったく持たなくなった』『持たない事が増えた』を合わせると5割を超えていました。

ケータイを持っても変わらないと答えた人の割合は時計は55%、アドレス帳は25%で倍近い開きがあります。

いずれにしてもケータイが普及するにつれてそのあおりを受けている業界がある訳ですね。

しかし、時計修理に関してはそれほど影響はないと楽観しています。

元々修理しながら時計を使おうという方が顧客なので、時間を知る以外にその時計に対して思い入れを持っている方が多いからというのが一番の理由ですね。

また1人の方が複数本持っていて、リピーターになってくださるのが修理業界の特徴なので、この点も楽観視する理由になると思います。

しかし、時計販売の方には脅威ではないでしょうか。

百貨店の様子をみると、高額品が売れないという状態はまだしばらく続きそうですから、単価で稼ぐことができないうえに、時計をしない人が増えている状況はまさにダブルパンチグローブ

時計の売上を伸ばすことは簡単なことではないと思いますが、シチズンの『アイバートM 』などケータイとリンクした腕時計など様々な取り組みは見られるので、時計をしなかった人を振り向かせる商品を期待したいですねサザエさん



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