あんたは払うよ、権藤さん。の真意 -43ページ目

あんたは払うよ、権藤さん。の真意

ご来場いただきまして誠にありがとうございます。「その1」などと付してある記事は続き物になっていますので、数字の若い順にご一読いただけると幸いです、としていたのですが、最近、数字入れ忘れてました。ごめんなさい。では、そろそろ開演です。Oh, yeah! Play it loud!

私の娘は二人とも福山雅治氏に厳しい。

言い換えると、好きではない、のだ。

「キモイ」などと言う。

え~?

役者やって、歌って、ギター弾いて、おまけに写真も撮るそうだ。

充分にカッコいいではないか?

『ガリレオ』だって、結局DVD(と映画館)で全部観たのに。

まあ、娘の年(18と15)からすると、福山氏は既に立派な中年男性であることは否定できないので、それも致し方無いか、とも思うが、次女は「でも阿部寛はカッコいい」などと言っている。

つまり好みの問題か。


福山氏が『カゾクになろうよ~』と歌った時も彼女たちは厳しかった。

次女曰く、

「なぁーに言ってんだぁー!?カゾクを持つ、ってのはなぁ、そんな簡単な、生易しいことじゃないんだよ!そんな歌うたう前に結婚してみろっての!そうだよね?父」

うっ・・・ここで私に振るか?

いいじゃないかよ、歌なんだから。

次に長女曰く、

「いや、カゾクがいないから歌えるんだよ。これからこういう『カゾクになろうよー』って願望じゃん。既にカゾクがいたらこの歌詞は書けないよ。ね?父」

また俺?

何故、自分達の母に聞かないのだ。そこにいるのに。


私は何も言うことができなかった。

福山くん、君を擁護することができなくてすまない。

しかし、私は君をカッコいい男だ、と思っている。

次の映画(ガリレオ)も必ず見るので許してくれたまえ。

先週は長女の高校の卒業式、今週は次女の中学の卒業式であった。

私は両方共出席した。

ふん。会社員じゃそーゆーわけには行かないだろ?

どうだね、この社会適合性!


長女の担任である数年前まで学生だった先生(女性)は、冒頭、生徒の名前を読み上げる時点で既に泣いていた。

後で長女に聞いたら、3年を担任するのは初めてで、「ごめん。自分の卒業なら泣けるけど、生徒の卒業じゃ泣けないわ~」などと豪語していたにもかかわらずの涙であったため、生徒は皆必死で笑いを堪えていたそうである。

いやぁ~、そのくらいやってもらわないと、こっちも盛り上がらないし、先生、サイコーでしたよ!


次女の式では、体育祭の思い出を語る男子生徒が感極まって言葉が出てこなくなってしまった。

いい涙だぜ・・・しかし俺はその涙をあえて見ようとはしない。安心して泣きたまえ。


しっかし、そういうハプニングを除くと卒業式ってのはつまらんな~

特に大人達が卒業生に贈る言葉だ。

全く響いてこないね。

私は昔からそう思っていたのだが、大人になってもそれは全く変わらんな~

す~ぐみんな忘れちゃうよ。

あ~つまらなかった。

旅立つ若人に対するメッセージなんて、「迷わず行けよ!行けばわかる!」以外にないではないか!?

その後に「1、2、3、ダァ~!」が一番相応しいんじゃない?

校長や来賓がやったら誰も忘れないぞ。


と、こんなこと言ってると、また娘に社会フテキゴー者だと言われてしまう。

私はテキゴーしている。

the kinksのschool daysという曲は素晴らしい、私のスクールデイズもそうだった、と思うのがその証である。

興味ある方は「スクールデイズ キンクス」で検索してみてくだされ。

あんたは払うよ、権藤さん。の真意

「そうでしょ!?そうでしょ!?」

あ?何がそうなんだ?

「私は面接中、「あ~私の父だったらとても我慢できないだろうな~」ってずぅ~と思ってたの。」


なるほど、さすが私の娘だ。


「でもさ、そこで「では辞めます」とか言っちゃうと、父を同じ社会不適合者になっちゃうから、ずっと我慢したんだよね~」


社会フテキゴー者!?

何で私がフテキゴーなんだよ?

ちゃんとテキゴーして生きてるじゃないか?


「だって、適合できないから、今の仕事(自営業)してるんでしょ?」


は?自営業者は社会不適合者なのか?

そんな馬鹿な。

フテキゴーな奴は自営業にも会社員にもいるんだよ。

それに、そんな塾の奴に適合する必要なんかないじゃん!?

「だって、向こうが雇い主なんだから仕方ないでしょ?」

それは私が言った台詞だ。

・・・

ったく、何がフテキゴーだ。

適合だろうが不適合だろうが、夜を生き抜くためには、なんだっていいんだよ。

とにかく生き抜くんだ。

それでいいのさ。


と言う訳で、かなり強引ながら・・・

1曲目がwhatever gets you thru the nightですが、当時私が期待したのはジョン・レノン(とエルトン・ジョン)が歌うi saw her standing there!

ところが、これより前に聴いた海賊版の方が、音質は悪いけどライヴ感があって良かった~


あんたは払うよ、権藤さん。の真意


あんたは払うよ、権藤さん。の真意

行く大学がほぼ決まった長女は早速アルバイト探しを始めた。


「ほぼ」というのは、「無理だから受けない」と断言していた筈の国立の後期試験を受けることにしたことによる。


長女は、少人数(中学生)を相手に教える塾の講師を申し込み、面接を数回受けた。

こういう言い方は本当に申し訳ないが、それほどレベルの高い塾ではない。


何回目かの面接を終えた夜、長女が言った。

「それがさ~塾の人、随分偉そうにしてるんだよね~」

そりゃあ向こうが雇い主だ。

偉そうにしてても仕方ないんじゃない?


「『君は、昨年、ウチに何人の希望が来て、何人採用したか知ってる?』とか言うわけ。それを何度も。そんなこと知ってるわけがないよね?」

確かにその通り。

「知りません」以外に返答の仕様がないな。

「60名超応募があったけど、採用したのはたった3人、だって」

だから何だと言うんだ。


「私は応募書類に「大学の講義の予定がまだ不明なので、週何回できるかは今のところわかりません」って書いたのに、『週三回以上やってくれないと困るな~』とか言うんだよ。応募の条件には『週一回以上』って書いてあるのに。」

ふむ。お前の言う通りだ。


「私は、大学始まってから塾に迷惑かけちゃ悪いと思って最初から申告してるのに、面接の度に聞いてくるわけ。それじゃ採用できないな~みたいな顔して。だったらさっさと不採用にすればいいのに・・・」


「う~ん。悪いけど、俺はそういう輩に付き合ってなれないな~。「では辞めます」とか言っちゃうと思う・・・」

と私が言った途端、長女は我が意を得たりとばかりに切り込んできた・・・

幾度か私の話に登場している歓楽街の楽器店の主はなかなかいい青年である。

この前も、私が中高生の頃に好きだった国内のバンドのギタリストT氏が近隣のライブハウスに来るから行きませんか、と誘ってくれた。


いやぁ~やはり演奏会ってのはさ、このくらいの大きさ(の場所)がいいよ。

東京ドームとかブドーカンとかは、できればもう行きたくないな~


演奏が終わると、T氏はライブハウスの後部のスペースにご自分のCDを販売するために歩いて来られた。

そこは我々が陣取っていた場所の横であった。

つまり、T氏はほぼ我々に向かって歩いてきた。

ファンの方々は次々にCDを購入し、握手をし、サインをもらい、写真を撮っていた。


楽器店の主が私にささやいた。

「行 か な い ん で す か?」

「買 わ な い ん で す か ?」

「写 真 撮 ら な い ん で す か?」

私は全て丁重にお断り申し上げた。

「え~!?何でですかぁ?」

そう言われてもねぇ、何でだろ。


「じゃあ、Tさんじゃなくてジョン・レノンだったらどうなんですか?」

それは確実に行く。

気持としては、邪魔する奴は殴り倒してでも。


「じゃあ、Y田T郎さんだったら?」

行かないなぁ。

彼はその後、数人の名を上げたが、私は否定した。


「じゃあ、日本人だったら、誰なら行きます?」

う~ん。忌野清志郎氏だろうねぇ。


「ふ~ん。何でですかねぇ~」

と主は不思議がっていた。


その時は自分でも理由がわからなかったが、それは「私にとって終わった」ことだからだ、と思う。

誤解無き様に記すが、私が行かないと言った方々自身が「終わった」と言っているのではない。

私にとって「終わった」ことなのだ。

その時は聴いた。

その後、今に至るまで継続して聴いているわけではない。

「中学生のときにすごく聴きました」などと言って、サインをもらう気持には私はならない。


「いやぁ~俺も昔バンドやっててさ~」

「(全く彈かず掃除もしていない汚れたギターを)僕の思い出のギターなんですよ~」

などと言うのは、私にとって、Rock'n'Rollでは、ない。