何にでも順番を付けたがる人・その1 | あんたは払うよ、権藤さん。の真意

あんたは払うよ、権藤さん。の真意

ご来場いただきまして誠にありがとうございます。「その1」などと付してある記事は続き物になっていますので、数字の若い順にご一読いただけると幸いです、としていたのですが、最近、数字入れ忘れてました。ごめんなさい。では、そろそろ開演です。Oh, yeah! Play it loud!

ヨシオは家族全員で映画『相棒(最初の)』を観に行くことになった。

今日はヨシオの妹とその娘、トモコも一緒である。つまりヨシオからするとトモコは姪だ。トモコはヨシオを「ヨシオにいちゃん」と呼んでいるが、これは単に自分の母親がそう言っているので、それに倣っただけである。


以前から妹と姪はテレビの『相棒』が好きで、当初より映画に行くことは決めていた。映画化が決まり、舞い上がっていたと言っても良い。

ヨシオの家族は、テレビで習慣的には観ていないが、観ると面白いからこの機会に乗じて、という感じだった。


映画館で集合し、ヨシオが券を買っている最中、ヨシオの妻ヒロコが、妹とトモコに熱心に何かを語っている。


「何を話しているんだ...?」


映画はまさに満員であった。

ヨシオは水谷豊の復活(?)に心の中で快哉を叫んだ。


「面白かったけど、やっぱり『相棒』は、あんまり大規模な事件にしない方がいいんじゃない?その方が右京さんの推理が際立つしさ~」

「うん、ああいう事件だと「はいぃ~?」なんて言えないもんね。」

映画が終わり、妹と姪は感想を述べていた。

その後はみんなで食事をして、その日は終わった。

<続く>