横にいる若い女性が話しかけてきた。
「ねえ、奥さんの話、してくれない?」
「嫌だね」と俺は答えた。
「なんで?」
だって、男が配偶者の話をすると、大抵悪口に聞こえちゃうだろ?そういうつもりがなくてもさ。俺は自分がどんなひどい目に遭ったって、外で嫁さんの悪口を言うような男じゃないんだぜ。
「いいじゃない。どうせ仕事が暇だからブログなんて始めたんでしょ。」
うーむ。せめて「暇だから」を「時間に余裕があるから」に変更してもらいたいな。
「それに男の人って、ほとんどが奥さんの悪口を言いに来てるのよ。」
それはお互い様だと思うが...
「じゃあ、実際にあった事実だけ話せばいいじゃない。事実を事実として話すのよ。」
なるほど、君は相変わらず頭の良い人だ。
本当は「女性」とか「人」ではなく、「女」と書きたいんだが、以前、「オンナ」と言うと怒り出すインテリの女性に会ったことがあってね...
わかったよ。
事実を事実として話せばいいんだね。