今日は、「えとせとら(著:ながさき冬 講談社刊)」を紹介したいと思います。
アメリカ西部の町で、ハリウッドのスターを目指す少女・ミンチャオは、祖父の残した不思議な銃、エトガンを手にする。それから彼女は、エトガンを狙うものから逃れ、あわよくばロサンゼルスへ向かおうと、牧師のバスカービルと共に旅を始める。
ながさき冬先生から、えとせとらです。
十二支の動物の成分を付けることで、様々な弾丸を発射できる銃、エトガン。その銃を巡ってのいざこざが、本作の基本的な話になっています。終盤にもなると争いは激化し、当初はコミカルなシーンがほとんどだったのに、極めてシリアスな展開が続く作品となります。
特徴的なのは、主人公のミンチャオ。天真爛漫と言えばいいのか、どこか抜けているのか、本質的には常に明るく気楽な、ちょっと変わり者の少女です。当初は「何も考えていないのではないか」と思えるほどの行動を取り、バスカービルを悩ませますが、話が進むにつれて真剣に考えることが多くなり、自ら戦いに身を投じることとなります。
彼女の仲間たちも見所ですね。最終的にミンチャオは、かなりの数の仲間を得ることになります。しかし、見てみると分かるんですが、そのうちの大半は、会った当初はかなり悪印象が強い人物ばかりでした。しかし、それを繋ぎとめたのは、間違いなくミンチャオの人柄であり、彼らは彼女を中心に、強い信頼関係を築いていきます。
コミカル・ギャグ・シリアスと、楽しい要素が詰まった作品です。気になった方は、是非ともご覧になってみて下さい。
では、今日はここまで。明日また、お目にかかりましょう。
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