グダ話267日目(2/2) 「ムーンスペル!!」 | 時計のグダ話 継続は力なり

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今日は、小説作品「ムーンスペル!!(著:尼野ゆたか 富士見書房刊)」について紹介したいと思います。


王国詠唱士を目指す青年、クラウス・マイネベルクは、雨の日の道中、意識を失った一人の少女を介抱した。目を覚ました彼女はエルリーと名乗り、クラウスの住まいに、かなり強引に居候を申し出る。それを渋々受け入れた時から、クラウスの日々は劇的に変化し始めた。


第16回富士見ファンタジア大賞、佳作作品です。


本作は、主人公のクラウスが、5回目の王国詠唱士試験に落ちるところから始まります。

本作の「詠唱士」とは、いわゆる「呪文」を自分なりにアレンジし、全く新しい魔術を作り上げる人々の総称です。韻を踏んだりリズムを考えたりと、簡単な詩文に似通った構成をしていて、それがうまくかみ合うと、新しい魔法が出来上がるという寸法です。

王国詠唱士を目指し、16歳で上京してきたクラウスでしたが、流石に5年も連続で落ちると、熱意も薄れ、焦りも生まれ始めてしまうような気がする。そんな心境の時、彼はエルリーに出会います。

やけに尊大な口調で、態度も大きく、強引で押しも強い。そんな彼女に押し切られ、優柔不断なクラウスはエルリーを居候させることになってしまいます。

しかし、彼女の抱える秘密が関係して、良からぬものから追われることに。そのようにして、物語は進んでいきます。

彼にとって、途方もない力が飛び交う時、クラウスは何を為すのか。そこに注目して頂ければと思います。


本作は全5巻となっており、なかなかに見応えがあります。書店で見かけられましたら、是非ともご一読して頂ければと思います。


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