華やかなファッション業界を舞台にした韓流ドラマが登場しています。若手実力派俳優たち、そして少女時代のユリがメインキャストの一人として出演していることにも注目!
「ファッション王」です!
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ファッションデザイナーを目指すイ・ガヨン(シン・セギョン)。彼女の母親も韓国では有名なデザイナーだった。しかし、両親揃って10年前に事故死。ガヨンは母のブティックを引き継いだチョ・スニ(チャン・ミヒ)のもとで冷遇されていた。ニューヨークファッションスクールに入学願書を出した彼女だったが、そのことが原因で会社を追い出されてしまう。やむを得ず、東大門で偽ブランド品を売るカン・ヨンゴル(ユ・アイン)の服飾工場に住み込みで働くことに。そのヨンゴルは、ヤクザからの借金で首が回らない状態で…。
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冒頭から華やかなファッションショーのシーンで始まります。熱気にあふれる会場、ランウェイを闊歩する外国人モデル、軽快な音楽…テンションがあがります!
そこからも、舞台はゴージャスな高級ブティックへ。そのあたりの街角のブティックではありません。ヨーロッパの最高級メゾンの本店のような豪奢な空間。さらにテンションがあがります!!
しかし!そこから一筋縄ではいかないのが韓流ドラマ。ヒロインのガヨンは、そのブティックのいわゆる「お針子さん」。ひたすらミシンを踏む毎日ですが、実はこのブティックの創始者の娘なんです。
不幸な境遇の、実はお嬢様という設定。
スニ社長の意地悪と、ガヨンの不幸。テッパン設定ですね!
しかし、ここに絡んでくるのが、貧乏だが野心家の縫製工場経営者ヨンゴルと、巨大アパレル産業の御曹司チョン・ジェヒョク(イ・ジェフン)、ジョヒョクの元恋人でNYでデザイナー修行をするチェ・アンナ(少女時代・ユリ)。
若手の注目俳優勢ぞろいですが、とりわけヨンゴルを演じるユ・アインが良いです。勢いはあるが不器用な野心家、というキャラクターなので、ややもすると大味な役作りになってしまいそうなところを、細やかな表情や指先の演技も織り交ぜて、キャラクターそのものの魅力を作り上げています。
さらに注目したいのは、メインキャラクターたちのファッション!
ガヨンは最初はシンプルカジュアルですが、次第に洗練されエレガントになっていきます。ヨンゴルはストリートとモードを組み合わせたファッション。ジェヒョクはキリッと、ややモードよりのビジネススタイル、アンナはシンプルモードで美しいボディと脚線美が光ります。
『パリでの出来事』の脚本家イ・ソンミ、キム・ギホによるストーリーは徐々に愛と野望、ファッション界でのしあっていく若者たちの挑戦、成功や挫折…重い内容になっていきますが、このファッション性のおかげで、華やかさは失われずに展開していきそうです。
ぜひお楽しみください!
韓流ドラマ「ファッション王」[ポイントOK]
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