『ミーム』
この言葉とは、古い付き合いをしている。
『ミーム』という言葉は、リチャード・ドーキンス氏著『利己的な遺伝子』の中に出てくる。
『マインド・ウイルス』という意味だ。
この本の帯には、こうある。
「恐るべき”遺伝子の策略(たくらみ)”
生物界を操る利己的遺伝子の真相に迫る天才的生物学者の洞察が、世界の思想界を震撼させる―…」
この言葉に魅かれるのは、何故だろう?
その恐ろしさからか?架空性からか?
それでいて事実が小説を簡単に凌駕してしまっているからなのか?
『ミーム』はSFで、既に何度も繰り返される不幸な事件で、それでいて自然界のウイルスのように繁殖をやめない。
コンピュータウイルスのように実体がない。電気信号のような存在なのか?
このテーマには、飽きることがない。
皆さんはマインドウイルスについて、その感染性について、どう思いますか?
気になっているのは、私だけ?