『物語の時代』と言う言葉を、最近強く意識する。
『ストーリー』という言葉が街中に溢れている様に感じるこの頃。
電車の中で、上司と部下が、吊革につかまりながら会話していた。
「ストーリーが大事なんだよ。どういうプレゼンにするかが…」
ビジネスマンは良いプレゼンをするために躍起になっている。きっとこの先、普通の人が必死になって『ストーリー』に頭を悩ませる時代が来るんじゃないだろうか？
ダニエル・ピンク氏の著作『ハイ・コンセプト』という本の中にも、物語についてのトピックがあった。読み返してみると、続々出てくる。『「思わず買ってしまうワイン」の秘密』だとか、医療と物語だとか…。
とにかく、普通の仕事で、物語を必要とする世の中になるらしい。
何よりも、ブログは『自分語り』。日々様々なストーリーが語られている。
また、自分で小説を電子出版できるまでになった。簡単に物語を世に出せるいーい時代だ。
でも、小説は売れていない、という。
なぜだろう？
物語の時代を感じているのに、小説が売れないという、矛盾のような話。
そこで、物語にまつわる、あれやこれやを、このブログで綴ってみたい。
うんうん苦しんでいるようなことも、ゆっくりと、書いてみたい。
皆さんは、『ブログ』という物語を紡ぎだすのに、苦労されていませんか？