WATCH ~時空の散歩をプレゼント~ -3ページ目

第二話 悲しみとその後にある仰天の出来事

朝、いつもより早く真希は起床した

人は楽しみなことがあるときは早く起きるものなのかもしれない

真希の楽しみはお母さんの誕生日パーティーだった

いつもは6時に起きるのにこの日は、5時半に起きた


「おはよぉーー」
「あら、早いのね今日は」
「うん。早く目が覚めた」

真希のお父さんはもう仕事に出ていていなかった


「朝ごはんわぁ~??」
「まだ作り中よ。あなたが『今日、早く起きてくる』って言ってくれればねぇ。。。。」


真希はご飯を食べ、学校にいく準備し

7時半に家をでた
「いってきまぁ~す!!」
「いってらっしゃい」

真希は奈留芭駅まで歩きでいった


この日は勉強どころではなかった
ウキウキワクワクしていてそれどころではなかった


「ねぇねぇ真希」
同じクラスの亜矢が話しかけてきた
「あのさぁ・・・・・・」
「なぁに??」
「うち、雄哉くんに告るつもりなんだけど・・・・・」
「まぢ??」
「だって彼女いるって噂あるじゃんよぉ」
「噂でしょ!そんなの信じないもんうちは」
「そっかぁ。じゃあ振られたら、慰めてやる!思いっきりいってこい!!」
「振られる前提やめてよ(笑)」

そのあと亜矢が告白したかどうかは今日、聞かなかった


学校が終わり

自宅に帰った



7時からのパーティで真希はお父さんから頼まれていたケーキを買いに近くのケーキ屋にいった

「えーっとそのチョコクリームのください」
「わかりました」
「ケーキになんて書きますか?」
「お母さん、誕生日おめでとう でお願いします」
「わかりました」

真希は家に帰って、ニュース番組を見ていた



そのニュース番組で

「え、今速報が入りました」
「奈留芭市内で発砲事件が発生」
「犯人はコンビニ内で立てこもっています」
「人質は・・・・」
少しの時間があり
「小春純子さん。三浦清彦さん。月美由紀ちゃん。以上の3名が人質となっております」

「え??」
「小春純子って・・・・・」
「お母さんの名前じゃん・・・・・・」

5分間、真希はかたまった

「よしちょっと落ち着こう」
「同姓同名の可能性もあるし」
「例えお母さんでもまだ撃たれたわけでもないし・・・・」


「今、コンビニ内で発砲音がしました」
「なにかあったのでしょうか?」

犯人はスタスタと不適な笑みを浮かべながら出てきた

「今、犯人が捕まりました」
「人質の安否が心配です」

警察がコンビニ内へと入り、その後救急員も続いて入っていった


「今、新しい情報がはいりました」
「人質3名は撃たれて死亡」


真希は倒れこんだ
それと同時に電話がなった

必死で立ち
電話の受話器をとった

「小春さんのお宅でしょうか?」
「はい・・・」
「蒼田病院のものです。至急こちらに来てください」
「え・・・・・はい」


真希は自転車で全力疾走して病院へとついた

カウンターで病室をきいた
「小春純子、小春純子さんの場所はどこですか?」真希は急いで聞いた
「あの銃で撃たれた・・・・今、集中治療室です」
「ここから右に突き当たるまで行って左に行ってください」

真希は聞き終わる前に走っていた

「お父さん!!」
お父さんが集中治療室2番と書かれた前に座っていた
「真希・・・・」
「お母さんは?お母さんは大丈夫なの?」
「今、とても危険な状態だそうだ」
「よかった。TVでは死亡したって言ってたから」


集中治療室から医者が出てきた
「手は尽くしたんですが、撃たれた場所が場所だったので・・・・」
「申し訳ございません」



お母さんは死んだ・・・・・



「なんで・・・・・・誕生日だよ今日」
真希はその場で泣き崩れた
お父さんは下唇を血が出るまで噛んでいった
「くそ!!!!!!」
壁をバンと叩いた



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半年後

犯人:鳴澤修也(29歳)
仕事:無職

鳴澤は死刑となった

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1年後


真希は腕に紅色の時計を雨の日も台風の日も水泳の授業のときもかかさずつけていた

真希はあの事件のあと

1ヶ月なにもしゃべらなかった

ご飯も1日1食だった


だが1年もたつともううじうじ言ってられないのが現実だった

紅色の時計は母の形見として真希が葬式の日から1秒も離さず付けていた


「お父さん~」
「なんだ?」
「今日は帰り遅くなりそう??」
「あぁごめんな」
「気にしないで」

こんな会話が朝続くのは、もう日常になっていた

父は相変わらず忙しく

私は学校生活を普通に送っていた











7月5日

去年は母が死んだ

今年は近くの川原に来ていた

「もう、一年か・・・・・」
空を見て真希は言った
「時々、とっても悲しくなるよ・・・お母さん」
「だけど、元気にやってるよ!!」

空に語りかけた


日が落ち、真希は家に帰った


父の帰りは12時頃、

真希は自分で料理をしてTVをみながらご飯を食べていた

食べ終わり、お風呂に入って

ベットに横たわった


もう寝そうだった








すると・・・・・・・・・・・・・・・












紅色の時計が

急に光りだした









真希は眠気が吹っ飛んだ