風邪をひいてしまい、体調不良ということもありブログをお休みしてしまった。

昔なら朝風邪なら夜には完治という勢いはあったにも関わらず、とりあえず会社に行って早めに寝て会社に行ってをやっていると今週はずっと風邪を引きずってしまいました。


皆様もお気をつけ下さい。やはり寝るときの体感温度が低いと風邪をひいてしまうようです。ソースは僕の例ですが。


それはそうと政府の公式見解として「デフレ宣言」を出し、19日、20日の日銀政策決定会合でも必要に応じて緩和策を維持するとの発表をしました。デフレ宣言の背景には国債増発を狙っているという思惑があることが速攻で指摘されていましたが、民主党は国債は増発しないでやりくりすると宣言していたことを撤回するのを正当化するつもりのようです。


ただ、実感としてデフレだと皆が認識している中、国民の間で失われた10年で完全定着したデフレ=不景気という概念をあえて今公式に認めるのはどうか。日銀が景気は持ち直していると言っても個人にはデフレという言葉の方が強烈に印象に残ります。対国民の政治判断だったとしても、対海外投資家向けの対応としては完全にミスった気がします。また、日本はまた借金するのね。ダメだこりゃと。年々格下げされている日本国債の行方やいかに。


ファッションと関係ないのでごちゃごちゃ書きませんが、気づいたら不景気だった僕の世代の景気感はもともとマイナスからスタートしたわけで、デフレ=標準の感覚だと思います。バブルの頃を体感してみたい願望は強くあります。はい。


就職戦線も厳しいようですし、若い人にはまだまだ厳しい情勢が続きそうですね。

産経新聞に掲載されたユニクロの柳井社長とのインタビューが非常に面白いです。

http://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/articles/0910/06/news053.html




「良い服とは? 」という質問に対して、下記のようにコメント。


「服にはさまざまな要素があってファッションはその中の一つにすぎない。大半のメーカーはファッションがすべてだと考えているが、そういうことに興味のある人はごく一部の人にすぎない。大半の人は服に興味もないし、忙しくて時間もない。だから、着心地とか品質とか、流行以外の要素もとても大事です。」





ユニクロが普段ファッションに力を注がない人もターゲットにベーシックをコンセプトに製品を作る。ある意味、おしゃれの入門的な位置付け。そこから何割かの人たちがファッションに興味を持ち、ZaraH&Mといったファストファッションに向かう。同じファストファッションというカテゴリーに位置していても基本的な価格帯やコンセプトが異なるため、客観的に見れば各ブランド間で顧客の取り合い合戦というよりも、消費者の願望を満たすだけのすみ分けが出来ていると言えます。




別の視点から見ると、過去には消費者のさらなる願望の終着駅としてハイブランドがあったわけですが、このところ落ち込みが激しい。その要因として、景気後退といったあらるる要素があれど、ファストファッションブランドの充実によるところも大きいと思います。昔であれば、「このバック、XX(ハイブランド)のパクリだよね」と敬遠されていた製品が今では、「XX(ハイブランド)と似たバッグ、安いしこっちでいいか」という消費行動が増えてきているのでは? つまり、品質やブランド力に圧倒的な差があれど、消費者の願望がハイブランドに届く前に十分に満たされるだけの企業が出そろっているということです。企業としては好ましくない傾向ですが、ハイブランドを所持しなくても自己実現できる風潮の広がりは歓迎すべきかもしれませんね。



この見方の結論として百貨店業界の動向について述べると、中・高価格帯製品を維持してきた百貨店などが低価格のPBの開発・販売に乗り出してきています。これによって売り上げが持ち直したとしても、これまで述べてきたように消費者がハイブランド製品に手を出さない要因に自らなってしまうということにもなりかねない。低価格帯のPBは百貨店業界にとって業績改善の突破口となると目されているようですが、二度と中・高価格帯製品を扱う百貨店に戻ることができない道に踏み出しつつあるともいえます。これまで書いてきたことを大きな声で主張するだけの根拠は提示できませんが、この見方から銀座の街で何が起きるかを考えると街の変容を見続けるのは興味深いことですね。



現時点で取りうる打開策としては、百貨店自体を自己完結できる商業施設に再び蘇らせることです。言うまでもなく、どこでも当然のように注力していることではあります。結局一つの施設の中で、安いものから高いものまで他店に行かなくてもショッピングが完結できる環境を醸成することで、ファストファッション的位置づけの商品から果てはハイブランドへの購買を促せる導線を仕込む必要があります。百貨店はどこも一緒と見なされるのを見過ごさず、独自のアイデンティティーを広めていくために、まずやらなくてはならないことは、昭和も平成も変わらないですよね。


各企業が消費者からどのような枕詞を付けれれたいのか議論していくと面白いですね。



という映画が日本でも上映開始したそうです。


正直、欧州、米国、アジアの未来が徐々に見えにくくなり、経済の先行きは二番底か?なんて言われています。

そんな中、個人の充実を図りたいという願望は強くなる一方で、所得が減っても、ファッションは自分のラストリゾートという人も多いのでは?


ファッション業界のドン、アナ・ウィンターをフィーチャーした映画だそうですが、こういった超影響力絶大の人たちが現役バリバリでいるのがファッション業界の面白さだと思います。抽象的な概念や勘でビジネスを語る風潮が否定されつつある昨今、ファッションだけはイメージの世界の産物であってほしいです。


逆に定量・定性分析を怠ると、過大な営業赤字を生む爆弾を抱えているとも言えますが。。。



ファッションが教えてくれること


「プラダを着た悪魔」のモデルと言われるヴォーグ名物編集長アナ・ウィンター。 彼女を通して、働くことの厳しさと快感を描いたリアル・ワーキング・ムービー。


公式サイト

http://www.klockworx.com/movies/movie_64.html


http://woman.excite.co.jp/garbo/concierge/rid_10351/


「実はそうなんだ」 ファッションメモ-ファッションが教えてくれること

仕事中にロイターの記事を見ているとChina Fashion Weekと題した写真記事を発見。
そのまんま中国のファッションショーの写真ですが、中国のテイストが写真から伝わってきて面白いです。

勢いのある国には新進気鋭という言葉がふさわしい。人口の多い国だからこそ無尽蔵に鬼才の数も多多くなりやすいのですかね。

Reuters

China Fashion Week
http://jp.reuters.com/news/pictures/rpSlideshows?articleId=JPRTXQAYY#a=1
今日は冬を感じる日でしたね。

去年の11月、スーツ着用時に着るコートを実家に忘れていましたが、群馬に仕事でいくことになり、現地でスーツだけでは耐えれないと前日にスーツ、シャツ、靴、バックと何でもとりあえずそこで買ってしまうお店が表参道ヒルズに当時入店していたため、夜会社を抜け出し、電車に飛び乗り、表参道を本気で走りコートを買い、それを着たまままた会社に走って戻ったという思い出があります。本当に時間がなかったのです。

ITAL STYLEというお店です。
http://www.ital-style.com/top.html

僕は学生時代に京都に住んでいました。ITAL STYLEは京都発のお店ですが、西院という本当にただの住宅街にポツンとある街の感じとは似つかない感じのオシャレな店だなとフラり入ったのがきっかけで、今では全てITAL STYLEで買っています。東京にもあると聞きつけて、上京してから地図で調べると表参道ヒルズと新丸の内ビルディングに入っていることが分かり、とりあえず表参道に行ってみました。とりあえずビックリしたことを覚えています。まさかこんな大都会にある店だとは思っておらず、入店をあきらめそうになりました。近所の気さくなおじさんが実はスーパースターだったような感じです。アグレッシブな接客をされる店長がおられますが、提案が常に的確で心を読まれているのではないかといつも思ってしまいます。

今回あえてお店の話をしたのは、どんな大きな企業でも必ずRootsがあるということを常に大事にしなければと強く思っているからです。創業当初には中核のビジネスであったものが、企業の成長と共にノンコアになり、いつしか切り離されることは良くあることです。ただ、継承してきた企業のカラーを社員が個々に認識しているかどうかが企業ブランド形成には重要で、それを疎かにすると案外企業はあっけなく内部崩壊してしまうものです。それ故にM&Aの話でも、企業文化の親和性が議論されるのです。

京都という街のイメージを持ちつつ、ものづくりに対する強いこだわりを持ち続ける企業だからこそ、表参道を爆走する気になったと思います。
日本屈指の高級街銀座に出店するファスト・ファッションが増えて、街のイメージがなんとなく変わりつつある日本。

なぜそこに出店するのか。ましてやブランドコンセプトと合致しないにも関わらず。

その答えの一つをファースト・リテーリングの柳井社長がCNBCとのインタビューで言ってました。英語のインタビューですが、国自体がファッショナブルなフランス、パリに出店した背景には、社長の純粋な憧れがあるようです。理屈抜きに、ようやく我々もここに到達したという感慨深い思いがあるようですね。

銀座もパリのように思われているなら、景観が変わるのは問題あるかもしれませんがいいことですね。ファスト・ファッションの銀座やパリ出店はとどまるところを知らない???

まぁ外資メディアの突っ込んだ聞き方は中々面白いですね。


CNBC

Drafting Fast Retailing's Expansion Plans
http://www.cnbc.com/id/15840232?video=1309802328&play=1

友人の結婚式の二次会に参加すべく大阪に帰っており、ブログをお休みしておりました。

毎度毎度大阪のざっくりとした空気にあてられフラフラしましたが、JRでいう大阪駅、その他駅名では梅田という二つの名前を持つ街並みが年々変わってきており、地下も地上も街をあげた壮大なショッピングモールのような光景は日本随一だと思いましたが、成功も失敗も学ぶことの多い実験場ですね。


それはそうとテレビドラマ「リアル・クローズ」について。


ドラマとしての面白さはさておき、ファッションビジネスど真ん中のこのドラマを観られている方も多いのではないでしょうか?という自分は今初めて観ながら書いてます。


あくまで推測でしかないですが、ドラマ中に広告というかプレパブというか、不自然なほど企業や商品を露出させているため、ドラマのテンポが不自然な箇所が多いように思います。


コンセプトがファッションと明確であるため、CMもそれに関連した企業から獲得したり、ドラマ中に出てくるものは企業からの貸し出しを利用していたりとドラマに完全に入り込めない現実感が際立っているように見えます。まぁあえてそこまで突っ込んで観る必要性はないですが。


ドラマのストーリーはさえない社員の華麗なる転身ですかね。


百貨店も人が多いところですし、皆が優秀になるために様々なトレーニングがあるのでしょう。


ファッションというカテゴリーにおいては、教育とは他の業界であるような社員一人ひとりの能力の平準化と底上げを狙った社員教育よりも自己啓発に重きを置いているようですね。もちろん販売員の方をフロントというなら、ミドル、バックの方には専門教育があると思いますが、自己啓発を尊重することが最大の特徴かつ面白い点ではあります。ただ、最初から自由に自己啓発を奨励しすぎると、能力にばらつきが出ますし、バランスが大事だと思いますが、自分だったら関係ないことばかり言ってしまいそうで一流の教育者にはなれないでしょうね。

携帯から書くのでリンクを示せませんが、10月6日のWall Street Journalにブロガーマーケティングに対する規制についての記事がありました。今週の週刊エコノミストにも同じことが書かれていましたが、要約すると、ブロガーに金品の授受を行い、ある企業自体や製品についての記事を書いてもらったらちゃんとその旨明らかにしなさい、じゃないと罰金にするよという規制制定の動きがある。

確かにやってることは広告と言えるし、影響力のあるブロガーが褒めた商品はなにかしらの効果があると思います。個人的にはブロガーマーケティングの効果は検証余地ありと思ってますが。

悪く言えば素人に金品を渡して書いてもらってることを明らかにするぐらいなら、プロに任せたいと思うだろうし、消費者からやらせ記事に対する批判も出る。
米国で規制されれば日本も追従すると思いますし、ブロガーマーケティングの未来はかなり暗いですね。
ルイヴィトンが銀座への出店をやめ、2012年に上海にフラグシップ店をオープン予定。

中国におけるビジネスはある意味閉塞的かつ排他的なイメージがありますが、50兆円を超える規模の財政出動による産業育成と景気刺激を見れば、遠い欧州の人からすれば今後将来日本と中国どっちが投資先として有望でしょうか?

国の影響力が強すぎることが問題ですが、だからこそ本気を出せば日本が追い抜かれるかもと思ってしまいます。何十年か先だと思いますが。

ただ昔中国がやった863計画のような一大プロジェクトがさりげなく広がりつつある中、良きライバルとして切磋琢磨していきたいですね。
米ゴールドマン・サックス報酬積立金は1人4700万円


GSがまた景気の良いニュースを出していますね。ボーナスの額が庶民感覚からかけ離れていますが、毎度毎度ニュース発信のタイミングがずば抜けてすぐれている会社だと思います。

自分の会社を含め、出身者が外銀PRに転職する人が多いですが、GSはマーケットをたくみに読むように情報発信にかけては一番すごく、どんな人がやってるのか気になります。

GSはリーマンショックの際も空売りで大きな利益を得たと発表しました。当たり前な投資ではありますが、全ての金融機関がCDSでどれだけ赤字出しましたと公表して、世間の金融機関に対する不信感がとてつもなく高まった時に、利益出しましたと発表したタイミングが早すぎず遅すぎずこの上なくナイスでした。やっぱ違うねあの会社という感じです。

ファッションもそうですが、企業自体や製品を発表するタイミングの積み重ねが知らず知らずブランドイメージに繋がるので、良い頃合いの見極めが大事ですね。