娘は、ピアノを習い始めて2年経ちました。
毎年、年度の終わりに発表会があります。
小学校高学年なので、周りにはもうベテランの子もいて、娘の課題曲は易しい方なのですが、他の習い事と両立しながら必死に弾けるようになりました。
去年も今年も、隣町に住む主人の両親には、娘本人の強い希望で「是非見に来てほしい」と伝えています。
ところが
今年は残念すぎるやりとりがあり、
娘は泣き、
わたしは烈火の如く怒りました。(陰で。)
なんと
「(主人の兄弟の一家と)旅行を予約してしまって、その日旅行しないとポイントが失効してしまうので、残念だけど行けません。頑張ってね。」
のとこと。
それを主人の両親からのLINEで知ったのが、母の日ギフトのお礼LINEが来たときでした。
わたしが主人に、「じいちゃんばあちゃんピアノ発表会来てくれるんだよね?ちゃんと迎えに行くよとか、時間とか、やりとりしておいてね。」と言うと、
主人は、「ああ…○日だっけ。OK。」と言ってLINE。
そしてその返信がごめんなさいのLINEでした。
さらにそこへ主人の返信は
「わかったよ。じゃぁ動画撮るから今度行った時に見てね。」でした。
わが子の気持ち、考えた…?
いいんだ。それで。
娘が可哀想すぎる。
どういうことかと思って、主人に「え…来てって言ってたのに忘れて旅行予約しちゃって、でも予約しちゃったからピアノ発表会よりも旅行行きますってこと?」って聞くと、
「え〜…いや…え〜…言ったはずなんだけど…え…なんでだろ…マジかー…でも予約しちゃったからもうしょうがないよね…」と主人。
「え、しょうがないの?
間違いならキャンセルして発表会来るでしょ。
発表会が時間が長いから面倒なの?
頑張ってる孫が指名して来てほしい!って頼んでも、旅行をいいわけに逃げたってことなの?
どういうこと?
孫より旅行サイトのポイント?どういうこと?…
何よりも、
本人に何て言うの?
泣くよ?
ありえないんだけど。
いいの?これで。」
ショック過ぎて、
ところどころ無言になりながら、どういうこと?を連発してしまいました。
そして、
よりによって、
わたしが家出中に
主人はそれを娘に話し、娘を泣かせ、
「娘が泣いちゃった」と両親に連絡。
それによって、
「そんなにそっち(ピアノ)が大事なら旅行は(キャンセルで)いいよ。」という話になったらしく、それもまた可哀想。
なんか
ピアノのことでワーワー言われるから旅行行けなくなっちゃった。みたいな。
主人と両親のやりとりの結果、
主人がピアノ発表会の日にちを伝えていなかった事が判明したらしい。
両親にしたら、知らずに予定を組んでいたのにあらどうしましょうとなったらしい。
うちの娘のピアノ発表会の日だと知り、主人の兄弟夫婦だけは、
(それはあんまりなんじゃ…)と心配していたようなのですが、
娘の祖父(主人の父)は、旅行の車出しを頼んだ手前と、ポイントがもったいない為、旅行をキャンセルしてピアノ発表会に行こうとは自分からは思ってくれませんでした。
まぁ、
おじいちゃんはわたしが出会った頃から「旅行は大事!すごく!」みたいなところがあって、かなり旅行を優先するので今さら驚かないのですが、
主人が残念すぎました。
結果的にじいちゃんばあちゃんにピアノ発表会に来てもらえることになり、娘は気を取り直して練習に励んでいます。
そして主人は、この件といい、わたしのプチ家出といい、
普段なら「悪いのは俺ばっかりかよっ!!」
と盛大にブチギレ逆ギレしてしまいそうな流れでしたけど、今回は大反省だったのか、変わらす仕事は頑張り、プラス、家族のことをちゃんと思って生活しているように見えます。
当てつけとかじゃなく素直な感じがするので、最近の出来事に対して主人はしっかり向き合っているんだろうとは思います。
しかし、人間性は変わりません。
主人も主人のお父さんも、
基本的に「他人の気持ちとか、面倒くさい、どうでもいい、大事なのは自分のこと!」という考えが強い人です。
そういうところは、主人のほうがまだ他者への気遣いや思いやりがあり、お父さんは平気で嘘をついたりうやむやにするところがあるので、今回のことも主人が父親をかばった感じもあります。
仲良く楽しい時間もあれば、
周りを傷つけて一人だけ「冗談♪」と笑っているときもあります。
祖父母との思い出も本当はたくさん作ってあげたいけど、
子どもたちの心を
目の前で心ない言葉や扱いで傷つけても気づいていなかったり、
暴飲暴食させられては体調を崩しているから、
なんとも悩ましいんですよ。
難しいですね。
悪気がないだけに。。
楽しくなって気を使わず余計なことをうっかり言ったとか、いっぱいご馳走してあげたかっただけとか、悪気ないんですよ。
お互い様だけど、
本当、他者を理解して受け入れるって
簡単じゃないですね。
時間の問題もあるし
考え方の問題もあるし
接し方の問題もあるし。
娘のピアノ発表会当日は、
本人も周りもたくさん笑顔でいられるようにサポート頑張ろう!!