無人島に1つだけ持っていくなら「スマホ」
もし無人島に1つだけ持っていけるなら、僕はスマホを持っていきます。
無人島に到着して最初にやることは、もちろん電波チェック。
「圏外か……まあ、そうだよね。」
そこで気づきます。
充電、残り12%。
焦った僕は「せめて最後に何か残そう」と思い、海をバックに自撮り。
「無人島生活1日目!意外と余裕です!」
……と動画を撮った瞬間、充電が11%に。
その後、食べられそうな木の実を見つけて、
「これ食べられるのかな?スマホで調べよう!」
と思ったけど、圏外。
魚を捕まえようとして、
「魚の捕まえ方をYouTubeで……」
圏外。
火を起こそうとして、
「火の起こし方を検索……」
圏外。
結局スマホは何の役にも立たず、夜になるころには充電1%。
最後に僕はスマホに向かって言いました。
「無人島に持ってくるなら、スマホじゃなくてサバイバルナイフでした。」
その瞬間――
充電0%。
翌朝。
遠くから船がやってきました。
「助かったー!!」
全力で手を振っていると、船のおじさんが一言。
「君、昨日からずっとここにいるけど……」
「はい!」
「ここ、無人島じゃなくてキャンプ場だよ。」
……スマホの充電があれば、地図で分かったのに。



