こう連続して書ける日もそうそうないのではないかと思うと、とりあえず書きたくなってしまいました。今日は、今学期履修している授業であるBasic Business Lawについて。


MBAに来て法律を学ぶ、というのがどれだけ一般的かはわからないのですが、入学当時から気になっていた授業でした。経済学部出身の私ですが、前職では、銀行法と会社法を読み込んで使いこなさなければいけない立場でしたので、法律は一から独学で学ばなくてはならず、大変苦労しました。一方、実務経験を通じて、法律のことは専門家に任せきりにするのではなく、自分でリテラシーを高めて実務で活用しなくてはいけない、ということを考えるようになり、それが今学期の履修の決め手になりました。


今日の中間テストでちょうど折り返し地点となりますが、日米の法令に関する考え方の違いなどで最初は苦労したものの、改めて学んでみると、法律はとても面白いです。これまでは契約の成立要件等の単純な話を習っただけですが、実際の判例を読み込むことで、ビジネス上の論点のみならず、法的なロジックの組み立て方を身につけているように思います。


学期末に向けて、法人関係の法令に話が移っていくようです。前職では、外国子会社の管理などで最も苦しめられた部分です。そして、自分の問題意識の一つであるコーポレートガバナンスについても考える機会が増えると思います。あと3回の授業ですが、しっかりと準備して、吸収していきたいと思います。