修羅の都 伊東 潤 著

 

税だけ取る朝廷に対抗

この鎌倉に「武士の世」を創る!

という願いを叶えるため手を携えて進む

源頼朝と政子

叔父や弟義経たち

さらには我が子を犠牲にしてまでも幕府を盛り立てる

魔都鎌倉を舞台に

権力者の孤独と強い絆で結ばれた夫婦の姿を描く

頼朝晩年に隠された大いなる謎とは!

 

安土桃山に比べ なじみが無い

鎌倉時代なので難解 

 

鎌倉時代の資料は

 平家物語 

 吾妻鏡 鎌倉幕府の都合で編纂した歴史書

 玉葉 九条兼実の日記 

ぐらいしかなく それぞれ食い違いもあり 真相は隠していたりで

真実はわからないようです

たぶんこうだったんじゃないか劇場

 

関連本

身もこがれつつ 小倉山の百人一首  周防柳 著

修羅の都に対抗する 税だけ取りたい朝廷

後鳥羽院と藤原定家と藤原家隆の 身もこがれる三角関係

 

平家物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

 

花と舞と一人静 篠 綾子著

修羅の都で舞う

しづやしづしづのをだまき繰り返し昔を今になすよしもがな

源義経に出会い 一途で激しい恋に陥る

 

義経じゃないほうの源平合戦 白蔵 盈太 著

修羅の都に翻弄

白蔵 盈太氏の作品は 超面白い お薦め

 

 

ツバキ文具店の鎌倉案内

今の 修羅の都

 

市川市はかつて 東の鎌倉といわれ

多くの文化人が住んでいましたが

今はその面影はあまりありません

北の鎌倉 我孫子市の方が面影があります

 

五木 寛之[小説家]
井上ひさし[小説家・戯作家]
北原 白秋[歌人・詩人]移築した旧宅あり
幸田 露伴[作家]
宗 左近[詩人]
式場 隆三郎[精神医学者・随筆家]邸宅あり
永井 荷風[作家]
東山魁夷[日本画家]
山下清[画家]

星野 道夫[写真家]
水木 洋子[脚本家]邸宅あり

さだまさし 市川市親善大使就任