嶋左近の関ヶ原 近衛龍春著

 

関ヶ原で家康を討つ!
石田三成を支えた猛将の戦い

秀吉が惚れ、
家康が恐れた漢(おとこ)!
“鬼の左近”、
獅子奮迅の闘い!

石田三成を支えた勇将の生涯!

戦場の勇者振りで「鬼の左近」と呼ばれた嶋左近

羽柴秀吉にその才を見出され家臣となり

関東出陣を機に石田三成の寄騎に

宿敵・徳川家康の引き抜きの誘いにも乗らず

側近として三成を支え続ける

「三成に過ぎたるものが二つあり、嶋の左近に佐和山の城」

とも謳われた漢は

関ヶ原で天下分け目の戦いに臨むが

 

想定内で 新鮮味はなく

あまり面白くないです

秀吉も織田家から政権を奪取したのに

そこには触れないのは片手落ちのような

歴史のお浚いにはなります

 

題名は関ケ原ですが

関ヶ原は 全12章の第11章から 

題名 盛り過ぎのような

 

ブラタモリの

関ケ原の戦い〜天下の分け目は地形にあり!?〜

の方が面白いです

 

第三章 関東征伐の忍城の攻防は

のぼうの城の方が面白いです

 

以下 嶋左近の関ヶ原 とは関係ありません

石田三成は 清廉潔白で 正直すぎて嫌われ者

今の日本の 政治家 官僚にとって代わってほしいけど

その政策の真意は解らず 

国民にも嫌われるんだろうな

 

関ヶ原の勝利後

東軍武将が、我先にと金銀財宝目当てに

石田三成の居城 佐和山城に押し寄せたが・・・


壁は板張りで上塗りされず、むき出しのまま

庭には植木もなく、粗末な石 金銀財宝もなく

あまりの質素さに驚いたという

石田三成は 「残すは盗なり」を本当に実行していたので

皆 驚いたようです

政治資金の裏金を溜め込む 某政治家さんとは

雲泥の差