前回の続きです。
「社員は家族」という言葉は、
最近はあまり聞かないのでは
ないでしょうか?
「社員は家族」なんてことを
言っているのは
社長だけです
社員は社長を
親だなんて思っていません
お金なんて
もらえなくてもいいから
社長と一緒に働きたい!
なんて人は
ひとりもいないでしょう
また社長のスピーチで、
「全員が社長になったつもりで」
みたいなことを
聞いたことがあります。
だったら、
あんたと同じ給料よこせ!
と言いたくなりますよね
まあ、社長って生き物は
いい加減ですよ
ただ、私は
社員を家族だと
思っていたんですよ
だからお金が無いとき、
みんなで給料を分け合ったんですね
(家族だから当たり前だと・・・😁)
給料を払わないのは
法律違反です
これはずっと後に、
指摘されました。
私は当時は、
そんなに悪いことだと
思っていなかったんですね
でもギャップを感じるところは
今思えばいろいろあります
まだ社員を雇い入れたばかりの頃の話で、
やっとの思いで
新規の受注ができて
嬉しかったんですね
それで嬉しさのあまり社員に
私
「やっと受注ができたよ!」
と言ったら、
社員
「え~、
それって私の給料が
上がるんですか?」
と言われました
またこんなこともありました。
ちょっとした予定のために、
半休を取る事ってないですか?
1時間病院に行くために
半休を取るとか。
そのようなことに
有給を使うのはもったいないと思い、
1時間単位で使える有給を
1日分を毎月与えることにしたんですね
何かあったら使ってね
の意味だったのですが、
使わなければもったいない
と思われてしまって、
別に用もないのに、
単なる有給として
使われてしまいました
(社員にとっては有給が12日増えたことになります😭)
今は有給を
1時間単位で使える会社も
あるみたいですね。
そう考えると、
10年前に導入した
うちの会社は画期的だったと思います
(もうやめちゃいましたけど😁)
他にも
社員のために
と思ってやったことが、
いつのまにか、
あって当たり前
となってしまうんですね
こんなことを
飲み仲間の田中社長
に相談したら
社員は社長の敵だよ!
と言われてしまいました
私はよく
「社員にやってもらう」とか
「社員に来てもらう」
とか言うんですが
(これは今でも・・・😅)
田中社長は、
「社員にやらせる!」
「社員に来させる!」
だよと
社長は命令者で、
従業員を使う、
その対価として給料を払う
これが労使の関係だと
田中社長の会社の社員は
みんな田中社長に敬意を払ってるし、
田中社長のことをみんな
社長!
と呼びます
うちはみんな、
ハンさん
と呼びます
今でも
社員のために
といろいろやっていますが、
まあ、
私が思っているほど、
有難いとは
思っていないんでしょうね
続く・・・