読書がすっかり習慣として定着した高校3年のある時を境に、私の英語の成績はまるで別人のように様変りしました。
入学直後にはクラス最下位の成績で、その後2年程は常に低空飛行。
さらに仲良くなった友達5人は皆クラスで1番を争えるような成績の良い子達ばかりで、まだまだ精神的に幼かった私は、彼女らといるとひたすら劣等感を炙り出されているようにも思ってしまい、自分ばかりが取り残されたような、寂しいような、悲しいような、悔しいような何とも言えない気持ちになったものでした。
そんな私が定期テストの英語でクラス最高点を取るという出来事がありました。
しかもちょっとしたミスで減点された間違いだけで、それさえなければ満点という今までの自分の成績表ではお目にかかれない点数です(笑)
さらにその後も快進撃?は続き、全国規模の模試の校内成績で、英語だけなら毎回クラス1位はあたりまえ、さらに300人近くいる学年全体でも5番目に入るなど、自分にとってはありえない出来事が立て続けに起きるようになりました。
しかもこの時の私はいわゆるガリ勉はしていませんでした。
英語はそこそこ程度には勉強していましたが、そこまで徹底的にしていないのに何故…?と不思議でしたが、そこで読書だ!ということに気がついたのです。
はっきりとした証拠はないとはいえ、読書の習慣が定着した時期と成績が向上した時期が一致するため、読書によって鍛えられた読解力が功を奏したのだと思っています。
読書は良いとはいわれますが、思った以上に侮りがたいといいますか、読書というものの凄さを身を以て体験しました。
また英語の成績だけではなく、この時期の読書は自分に今現在まで続く多大なる恩恵をもたらしてくれたと思っています。