無事高校入学を果たし、高校生活が始まったかと思いきや、さっそく挫折を味わう事になりました。
それは高校入学後間もなくやってくる定期テストでの出来事でした。
私の成績はクラス33人中32位。
まさかの下から2番目。
ほとんど最下位です。
中学時代も成績が良い方ではありませんでしたが、ほぼ最下位は初めての出来事だったと思います。
これには能天気な私もさすがにショックを受け、これから3年間どうやってここでやっていったらいいだろうとか、自分以外のクラスメートが皆とてつもなく学力が高い人達のあつまりのようにも思えてしまい、とんでもない場違いな所に来てしまったと途方に暮れた記憶があります。
さらにその直後思わぬ病気が発覚し、1か月程の入院を余儀なくされました。
その間に次の定期テストがあり、入院中で受けていないので当然ではありますが、順位は今度こそ正真正銘の最下位。
仕方ない事とはいえ、プライドまでもがズタズタに引き裂かれたような気もちになり、文字通り失意の日々を送る事になったのです。