昨年、2021年2月9日に告知を受けた。

その日から、丸一年 

・父の心筋梗塞

・母の脳梗塞

・身内の逝去

・空き巣被害

・私の病気でいえば

 セカンドオピニオンのために、東京、佐賀、鹿児島行き

 陽子線治療、抗がん剤治療、放射線治療

などなど 思いもよらないことが次々と起こり、

想像もしなかった体験をした一年だった。

 

2021年2月9日

仕事を早退させてもらい、午後からの診察に向かった。

検査結果を聞くために。

あまり覚えてはいないが、そこまで深刻には考えていなかったような気がする。

しかし、実際は

「お口の中の癌の9割は扁平上皮癌というものなのですが、Yさんの場合は、

ちょっと違っていて、残り1割の方の、稀なもののようです」

腺様嚢胞癌という、希少癌と思われます。さらに、詳しく検査をする必要が

あるので、入院して全身麻酔し、病巣と思われるところから組織採取して調べ

る必要があります」

的なことを言われたはず・・・

 

あまり取り乱すことはなく、粛々と受け止めたと記憶している。

というか、実感がなかったのだろう。

どこか、他人事かの如く思ってたのかな?

 

車で1時間ほどかけて帰宅。

結果報告を待つ、父と妹のもとへ。

そして、やはり粛々と冷静に告げたような気がする。

 

この日から、私の人生の舵は、大きく方向転換した。