こんにちは。yuriです。
今日は、様々な心理療法の流派について自分なりにまとめたことを、書いていきますね。
第1回目は、交流分析を提唱した、エリック・バーンについてです。
交流分析は、一言でいうと
『わたしはOK,あなたもOK』という立場をとっています。
エリック・バーンもそんな人だったのでしょうか。
さらに、私が思う、彼のカウンセリングに対する信条は、
『人はみな、考える能力をもち、自分で自分の人生を選択し、決定することができる。
さらに、その決定は変えることもできる。』
これは、交流分析の基本的な見解にも含まれています。
そして、彼は、
『何が問題なのか、どのように人生を過ごすことができるのか』に答える人であったのではないかと思います。
そのために人生脚本という概念も提唱しています。
※すみません、人生脚本については現在まだ勉強中なので、
別の機会に記事にしますね。
エリック・バーン(1910~1970)は、カナダ出身の精神科医で、1957年に交流分析を提唱しました。
しかし、多くの心理学者から、多くの批判を受けました。
けれども、1970年代までには、簡単で堅苦しくない言葉と人間心理モデルにより、その概念と専門用語の多くが、
折衷主義的心理学者の治療における、アプローチ方法として取り入れられました。
グループカウンセリングや個人の内面に焦点をあてる、結婚・家庭における心理カウンセラーにも受け入れられました。
交流分析は、幅広い精神病理学の理論も提供していることから、
『様々な精神疾患の診断や、個人・家族・グループへのセラピーをした人』であったのではないかと思いました。
一度は心理学業界から、バッシングを受けたにも関わらず、
今では人格と個人の成長と変化における体系的な理論として認められ、
ソーシャルワーカー、警察官、保護観察官などのカウンセリングでも用いられているそうです。
『病院での精神疾患の診断や治療だけでなく、教育の分野でも活躍されていた』のではないかと思いました。
自分の所属業界から総スカンを受けたときの、彼の心情はどれほど打ちのめされたものだったのでしょうか…。
そして、そこから這い上がってきたときの彼の心には、いったいどんな動きがあっただろうかと、興味が湧きました。
次は、ゲシュタルト療法について書こうと思います。
固めの記事でしたが、読んでいただきありがとうございました。