こんにちは。今日はオンラインでの学びでガッツリ脳みそを使いました。
yuriです。
今日は、私と傾聴との出会いを書いていきますね。
『傾聴』ということばを聞いて、まず何を思い浮かべますか?
傾けて、聴くと書いていますよね。
話す人の心や気持ちに、自分の気持ちを傾け、寄り添って聴く。
言葉で書くと簡単そうなのですが、実はとても難しいことでした。
ママ友同士の会話で見てみますね。
ママA 「私、こんなことができないのよね~。」 (自分の行動や性格にダメだしする)
ママB 『え~、そんなことないわよ~、Aさん、こんなことができるじゃない~。
私なんて、もっと〇〇よ~。』 (相手より劣っている事例を話す。)
よく聞きませんか?
自分のことを、自分で落として、他人に上げてもらうパターン。
主語を我が子に置き換えるパターンもよくありますよね。
この会話、私もよくしていました。女同士あるあるかなあとも思います。
この返し方をすることで、相手の話を聞けていると、長年思っていました。
会話としては成立しているような実感もありましたからね。
でも、傾聴という観点からすると、これは、違うということが分かりました。
今の会話を、傾聴モードに変換するとこうなります。
ママA 「私、こんなことができないのよね~。」
ママB 『そうなの…、Aさんは、そんな風に思っているのね…。
どうしてそう思うのか、聴かせてもらえる?』
日常の場面に変換すると、ちょっと違和感がありますね。
でも、これが「傾聴」の聴き方だということが分かりました。
私は、傾聴が一番優れていて、他の聴き方はどれもだめだと言っているわけではありません。
ただ、話し方にもいろいろな種類があるように、聴き方にも種類があるということなのです。
私はこの聴き方を学んだ時、いかに自分が人の話を聴けていなかったのかを、痛感しました。
また、自分が教師を辞める前に、もっと、誰かに聴いてもらえばよかったなあとも思いました。
選択肢は変わらなかったかもしれないけれど、気持ちの整理ができるまでの時間は、
もう少し短くてすんだかなあと思いました。
先生たちが自分の気持ちや思いを安心して話せる場をつくっていきたい。
そんなことを考えるきっかけになった学びでした。
今日も読んでくださり、ありがとうございました。